「まるで死人にたむける言葉みたい。」 ある日男とも女ともつかぬ、とある旅人がふるさとを訪れた。 若い見た目の旅人は、ふと墓の前に足を止める。 そこには愛する両親と親友が眠っていた。 旅人の過去に何があったのか。 すべての真相は、彼の胸の中に……。 これは不確かで透明な思春期の、美しく苦い恋の思い出。 本編「うらごい」(2019) 描き下ろし漫画「Episode Teller」「物部さんはねむりたい」(2021) ほか、オマケマンガ数本収録。

「月刊 コミックマリア」は夏梅アンズによる、マンガ雑誌風の作品集です。 マリアに込められた意味は、愛と許し、母性、純潔、勇気、献身。 作者の理想であり、夏梅アンズ作品に一貫して存在するテーマでもある。 本作は、夏梅アンズが16歳から現在まで、８年間にわたり制作した未発表作含む10作のマンガ作品と、読みもの等を収録したマンガ雑誌風まとめ本。 少し立ち読みしていきませんか？ ---収録作品--- 「ユリの死」　うらごいの続編第一話 「わたしだけがいない音楽会」 「邂逅、一夜。」 「夏は君の故郷」 「愛しさよ、もう一度。」 「でいりー・ろじか」 「白と平和のピース」 「星を追う夢」 「お歌を教えて」 「朝の生まれた日」 その他、読みもの多数！ 全258p(表紙4p、宣伝ページ、奥付込) ※目次に複数名載っていますが、全て同一作者です。

亡き妹アイを象った、スーパーアンドロイド、アイド。かつての兄であり、 ママ（製作者）であるトルトは、その倫理、道徳に欠ける行いの代償に、妹という名の、生意気な悪魔に日常を翻弄されていく＿＿！？ ノンフィクションも交えてお送りする、ちょっぴりシニカルでぶらっくな四コマコメディ漫画！ここに起動！ 全24p(表紙4p、奥付込)

とある星の砂漠の地に、とても貧しい国がありました。星には魔法使いと呼ばれる特別な人間がいましたが、彼らの力をもってしても、問題は解決できませんでした。 王様は彼らに「戦え」と命じ、人々は生き残るために戦争に身を投じました。 そのうちの一人、魔法使いの少年グリンは、ある日戦場で、親友を殺してしまい、それが原因で塞ぎ込んでしまいました。 過去数多の自らの行いに対する罪悪感、自らの意思に反して、戦いを強要する国への怒り、そんな国に生まれてしまったやるせなさ。 希望の失ったグリンはやがて、自らの見る不思議な夢に、心を預けるようになり……？ 描き下ろしつき　全52P（表紙４p＋奥付込）