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  • 遺失の結末と彷徨える幽霊(ゴースト)たち ~編集者宮川雅は妥協しない~
    4.0
    ミステリ作家が残した解決編のない原稿。すべての違和感が繋がる作中作ミステリー! 宮川雅は崖っぷちの編集者。次にヒット作を出せなければクビも覚悟する彼女のもとに、ベストセラー作家・東雲飛翔の新作原稿が届く。嬉々として読むが、その原稿には解決編がなかった。宮川が担当するミステリ作家・平澤大吾とともに東雲飛翔の家を訪ねるが、東雲飛翔は密室での遺体となって発見されてしまい――。 ベストセラー作家の死の謎、遺稿の結末を巡り、現実と作品が入り交ざる作中作ミステリー! プロローグ 7 ゾンビ作家・ピーチメルバ・欠けた結末 9 隠し部屋・芋羊羹・シアン化カリウム 72 ネタ帳・シフォンケーキ・旧友 110 真相・プリン・アラモード・シュミレーション 161 ドライブ・月邑聖人・どら焼き 200 告白・継承・ムートン・ロートシルト 243 エピローグ 268 あとがき 274 水鏡月聖(みかづきひじり) 第27回スニーカー大賞銀賞を受賞し、『僕らは『読み』を間違える』(KADOKAWA)でデビュー。文学作品の解釈で描かれる青春群像劇が話題となり、『このライトノベルがすごい! 2024』(宝島社)にて新作5位に選出される。 著作に『白いドレスと紅い月がとけあう夜に』(KADOKAWA)がある。 ※この商品は固定レイアウト型の電子書籍です。 ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※お使いの端末で無料サンプルをお試しいただいた上でのご購入をお願いいたします。
  • 宮澤くんのとびっきり愚かな恋
    4.3
     小学生の時からの幼馴染・藤代瑠音(ふじしろ るいん)は、誰だって自然と振り返ってしまうような美人だ。突き抜けるように快活で、いつでもオシャレで、みんなの注目のギャル。そして――自他ともに認めるビッチだ。常にセフレがいて、昨日も駅前でイケメンとイチャついているのを目撃した。  一方の俺こと宮澤恆(みやざわ わたる)といえば学校の日陰者で、今や瑠音とは全然縁もなくなっていたのだが……。 「ねえワタ。私たち、付き合わない?」  俺と君が? いやいや、それ絶対に裏があるじゃん。そう思いつつ、かつての初恋相手である瑠音からの告白をつい受け入れてしまい――。  性に奔放な彼女と過ごす、青くてちょっぴり危険なラブストーリー。
  • 白いドレスと紅い月がとけあう夜に
    -
    人間と魔族が共に暮らし始めるも、なお絶えない両族間の事件にあたる《特務隊》。 ある夜、事件現場に駆けつけた剣士の隊員・リンが目にしたのは――血濡れた可憐な吸血姫・ラヴィアと、特務隊員の首なし死体だった。 リンは現場証拠からラヴィアに犯行は不可能と考えるも、彼女は唯一の容疑者にして上級魔族の吸血鬼。 ラヴィア確保を主張する隊長を説得するため、リンはラヴィアと「自分以外の人間の血を吸わない契約」を結ぶ! 行く当てのないラヴィアを住まいに招き、真犯人を捜すために始まった同棲生活。 事件の謎を解きながら、血と情が溶け合う日常は、次第に種族を超えた絆を深めていく――。 ★『誰が勇者を殺したか』駄犬、驚嘆!! ------ 幻想と謎に満ちた、蠱惑的な物語。 その手があったかと驚嘆し、美しくも淫靡な描写に心が揺れる。 こっそりと覗くように読んで欲しい。 ------ ※本作品の電子版には本編終了後にスニーカー文庫『誰が勇者を殺したか』(著:駄犬 イラスト:toi8)のお試し版が収録されています。
  • 僕らは『読み』を間違える
    4.4
    学生という生き物は、日々「わからないこと」の答えを探している。 明日のテストの解答、クラス内の評判、好きなあの子が好きな人。 かく言う僕・竹久優真も、とある問いに直面していた。 消しゴムに書かれていた『あなたのことが好きです』について。 それは憧れの文学少女・若宮雅との両想いを確信した証拠であり、しかしその恋は玉砕に終わった。 つまり他の誰かが? 高校に入学した春、その“勘違い”は動き出す。 「ちょうどいいところにいた。ちょっと困っていたとこなんだよ」 太陽少女・宗像瀬奈が拾い集めてくる学園の小さな謎たち―― それらは、いくつもの恋路が絡みあう事件《ミステリー》だったんだ。
  • 不登校の幼馴染が学校に行く条件は、毎日俺とキスすることだった
    4.5
     高二の宏樹の日課は不登校の幼馴染ユキの家に毎日通うこと。何度呼びかけても部屋から出てこない彼女に宏樹は最後の手段を使う――。 「何か俺にできることない? 何でもするから」 「……それなら、毎日私とキスして。そしたら学校に行く」  彼女の真意が分からぬまま、ユキの部屋で、屋上で、放課後の教室で。誰にも見つからないように何度もキスをした。 「初めてだから……上手くできないかも」 「下手くそなキスでごめんね、もっと上手くなるから」 「……続き、していい?」  俺たちは付き合ってない。なのに、どうして俺とキスするの? キミの本当の望みは? これはキスから始まるラブコメディ。
  • 小説版メイクアガール メイクマイセルフ
    -
    「明君が二人いればよかったのにね」 研究に没頭する明に対する茜の軽口を真に受けて、明は自分の複製ロボを作った。『ロボ明』はインストールされた記憶を頼りに学校へ通う役割を与えられる。しかし、明と同様に結局学校で様々な騒動を起こし……何だかんだ茜に世話して貰っていた。 「ほら、味の感想を聞かせてよ。私は『あなた』の感想が聞きたいの」 「凄いじゃん、ロボ明くん!」 茜との交流を重ねる度に「明本人と茜の関係が深まった記憶」が再生され”何か”を感じ始める。そして、彼は次第に「自分自身とは何なのか」「僕は何者なのか」と疑問を持ち始め──。 映画『メイクアガール』のスピンオフが登場。

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