水鏡月聖の作品一覧
「水鏡月聖」の「僕らは『読み』を間違える」「遺失の結末と彷徨える幽霊(ゴースト)たち ~編集者宮川雅は妥協しない~」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「水鏡月聖」の「僕らは『読み』を間違える」「遺失の結末と彷徨える幽霊(ゴースト)たち ~編集者宮川雅は妥協しない~」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
「事実は小説より奇なり」という言葉から始まったので、一行目からインパクトがあっていいなと思いました。昔の文学作品を基に日常の謎を追い求めていく今作は、謎を解く楽しさと、古典を知る楽しさがあると思います。
また、物語の構成が卓越していると思いました。最初は昔に起きた事件に対して皆で意見を出し合っていく話が展開されていて、恋が主題ではないように描かれているのが良いなと思いました。そうすることで自然と主人公である優真と同じ視点に読者が立つように設計されていますね。なので、優真の周囲にいる栞や大我、更紗……そしてなにより瀬奈の行動や思惑が見え辛くなっていると思います。
『はつ恋』『D坂の殺人事件』『テ
Posted by ブクログ
期待通りの面白さ。
わかりやすい派手な面白さは無いけど、噛みしめると面白さが染み出してくる感じで、とても良いです。
各登場人物それぞれ思惑に基づいた行動と、思わぬ方向への展開。そして、優真の作った脚本が、物語の中に色々な形で重なるのが、ただただ凄かったです。
どんどん成長してゆく更紗も可愛らしくて良き。
特に、ポイントポイントで登場するだけなのに、あらゆる所を牛耳っているフィクサー的存在の栞先輩は凄い。
彼女だけは唯一、『読み』を間違えて"いない"人物に見えます。
最後の部分の展開は、次巻への色々な伏線をはらんでいるように見え、次巻も引き続き楽しみです。
Posted by ブクログ
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ライトノベルでミステリ作品で今回は作中作品付き。
これは御得度高めと読み進める。困ったことに名前がなかなか覚えられず。ここのところ実話怪談ばっかり読んでいるからAさんBさんCさんに慣れてしまっていて、いかんいかん感じです。
いちばん好きなキャラクターは平澤大吾38歳プロ作家。
感想書くにあたり改めて登場人物見直したら38歳!えーなんだか読みながら感じていたより全然若い。宮川雅25歳がもしかしたら好きになっても違和感ない、のかもしれない。ここのところがごめんなさい、少しだけひっかかった。好きになるのに年齢関係ないのかもだけど少しだけねーなんというか相手作家だからありかなぁとは思うんですが