藤水名子作品一覧
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-古稀とは思えぬ若さ、明晰な頭脳と剣の冴え。 新しい大目付の誕生! 常陸の極小藩への誹謗中傷、調べを進めると、隣の藩に由々しき問題が見えてくる。 策謀を重ねる大名家相手に、新任大目付の活躍はいかに。 痛快時代小説の開幕! 新シリーズ第1弾! 「大目付になれ」──将軍吉宗の突然の下命に、一瞬声を失う松波三郎兵衛正春だった。蝮と綽名された戦国の梟雄斎藤道三の末裔といわれるが、見た目は若くもすでに古稀を過ぎた身である。しかも吉宗は本気で職務を全うしろと。「悪くはないな」──冥土まであと何里の今、三郎兵衛が性根を据え最後の勤めとばかり、大名たちの不正に立ち向かっていく。痛快時代小説の開幕!
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-伊賀を継ぐ忍び奉行が、幕府にはびこる悪を人知れず闇に葬る! 佐渡奉行、長崎奉行を終え、江戸に戻った柘植長門守は、幕府の俊英・松平定信から突然の密命を託される。立ちはだかる幕閣の闇! 長崎奉行を勤め上げて江戸に戻ってきた柘植長門守正寔(つげながとのかみまさたね)は、作事奉行の任についていたが、ある日、謎の人物から屋敷に誘われる。疑心暗鬼で誘いに乗ると、そこには幕閣の若き俊英がいた――。「松平定信じゃ、見知りおけ」。そして、正寔が伊賀の血を引くことから、定信にある人物の守りを頼まれるのだが、時の幕閣の思惑が絡み、命を狙われることになり……。
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-《鬼平》を継ぐ火盗改、江戸に知らぬ者のない鬼与力が悪党を斬る! 新しいお頭の妻子を人質に、役宅に立て籠もる輩を操る積年の宿敵《雲竜党》…。 鬼剣崎と命知らずの《剣組》、戦いの雄叫びを上げる! 《鬼平》こと長谷川平蔵に薫陶を受けた火盗改与力剣崎鉄三郎は、新しいお頭・森山孝盛のもと、配下の《剣組》を率いて、関八州最大の盗賊団にして積年の宿敵《雲竜党》を追っていた。ある日、江戸を離れて捕物に向かうが肩透かし、戻るとお頭の奥方と子供らを人質に、悪党たちが役宅に立て籠もっていた…。《鬼神》と恐れられる剣崎と命知らずの《剣組》が、裏で糸引く宿敵に迫る。
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3.0大岡越前守の再来!? 微行(おしのび)で市中を行くのは、一刀流免許皆伝の町奉行! 突然の北町奉行拝命に、戸惑う将軍世嗣の剣術指南。 仇討ち若侍を居候にしつつ、昼行灯と揶揄されながらも、火付け一味を一刀両断! 将軍世嗣の剣術指南役であった 柳生久通は、老中松平定信から突然、北町奉行を命じられる。一刀流免許皆伝とはいえ、市中の屋台めぐりが趣味の男への、あまりに無謀な抜擢に尻込みするが、下手人の知れない、お城御門近くでの付け火に自らが立ち上がる。親の敵に間違えられたり、昼行灯と揶揄されもするが、能ある鷹は爪を隠す、久通の剣の冴えが、火付け一味を一刀両断!
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3.0遊侠の士・呉月樂は、その旅の途中、水際で舞うひとりの少女と出会う。彼女の名は花麗玉。一目でその美しさに心を奪われてしまった月樂だが、麗玉の正体は伝説の財宝《皇帝秘文》を狙う盗賊団の若き頭領だった…。めぐりめぐるふたりの恋が行き着く先に待ち受けているものは!? 謎に満ちた《皇帝秘文》をめぐる中華奇談、ここに開幕! 【おことわり】電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。イラストは表紙のみの収録となります。ご了承ください。
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3.0長男・太一郎=徒目付組頭 次男・黎二郎=ヤクザ用心棒 三男・順三郎=学問所に通う 幼き日に父が謎の死! 母に厳しく育てられた三兄弟の絆が悪に挑む! 組頭に昇進した長男の耳に、父の死にまつわる黒い噂が。そして突然、襲われる母親。闇公方とはいったい……? 三兄弟の戦いが始まる! 三百石の旗本来嶋家には、徒目付組頭の長男・太一郎、部屋住みながらヤクザの用心棒の次男・黎二郎、学問所に通う三男・順三郎の三兄弟がいる。幼くして父を亡くしたため、母の言葉は絶対だったが、母から聞いていた父の死因とは違う話が漏れてきて……。そして突如、母が襲われる。いったい亡き父に何があったのか。三兄弟の闇との戦いが始まる。
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3.0
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4.0鬼より怖い凄腕与力がなぜ「仏」と呼ばれる? 男の生き様の極北! 惨殺死体が続いて見つかる。ホトケの身元を調べると、かつての盗賊一味だという。 誰が何のために? 犯人を追う重蔵の苦悩! 与力は普通、現場には足を運ばないが、南町奉行所与力・戸部重蔵は、いつも自分で検分に出向く。それだけでも変わり者だったが、火盗改め同心への抜擢、そして本来世襲であるはずの町方与力への出世は、兄とも慕う幼馴染、勘定奉行の矢部定謙の口利きとしか思えない異例のことだった。仏の重蔵と呼ばれる男の、これぞ男の生きざまを描く、著者渾身の新シリーズ第一弾!