検索結果

  • 精霊王子と黒衣の騎士
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    「ランベルト,僕の騎士,お前は僕の聖域だ」――豊かな自然に恵まれ,昔から魔術がごく自然に根づいているエンデル王国。第一王子のユージアは,精霊と交信できる力を持っているがゆえに十歳から城の中に幽閉され,自国の未来などを精霊たちから聞く役割を担わされてきた。国王は精霊の言葉に頼り切り,己で政治を行うことすら放棄している始末だ。だが精霊との交信儀式では特殊なお香が使用され,その副作用は心身共に疲弊するものだった。そんなある日のこと,ユージアの食事に毒が盛られるという事件が起こった。ユージアを失うことを恐れた国王は,国一番の騎士団の団長ランベルトを専属護衛として息子につけた。精霊王子となる前の幼い頃から憧れの存在であった,凜々しく逞しい騎士ランベルトがつきっきりで護衛をしてくれる。長い間,孤独に苛まれていたユージアの胸に初めて甘い思いが芽生えていき――。
  • 義理の妹に許嫁を寝取られ婚約破棄された私が、激甘な妖精王に求婚されました!
    完結
    3.0
    「私の所へ来るかい」 公爵令嬢のフィオナは、物心がついた時にはもうエルメリア王太子と許婚同士の間柄だったが、ある日突然、王太子から婚約破棄を言い渡されてしまう。フィオナの義理の妹・コーデリアと恋仲になったと告げられ、失意のままでいると、どこからともなく声が聞こえた。きめの細かい肌。光に溶けてしまいそうなプラチナブロンドの髪。なにもかも見透かすような木漏れ日の色をしたグリーンアイズ。目の前に現れた美しく不思議な青年は、妖精王・デズモンドだった。彼が誘う妖精の世界は七色の花が咲く不老不死の楽園だという。王太子との婚約破棄が成立したとたん、妖精たちに祝福されながら妖精王から結婚を申し込まれるなんて、まるで夢みたい! ファンタジーワールドの恋と約束の物語。
  • 運命は真実の愛とともに
    2.0
    魔法使いのセシルは「沼地の魔法使い」と呼ばれ、町の人々から疎まれていた。「呪いの魔法で災厄を起こす」と噂されているが実際は、セシルは治療魔法しか使うことができない。しかし気弱な性格のセシルには、人々から向けられる冷たい視線にも心無い言葉にも反論することができずにいた。そんなある日、セシルは今までに見たこともないほど美しい姿をした青年から声をかけられる。セシルのことを「沼地の魔法使い」と知ったうえで声をかけてきたその青年は、国王の第一王子・クリストファーだった。クリストファーは病に侵されているという。20歳になったら必ず死を迎える原因不明の不死の病で、クリストファーはすでに19歳。病の治癒が難しくとも延命だけでもできないか、と真剣に問われ、初めて魔法使いとしての自分を必要とされた喜びに、セシルは彼の病を治すため力を貸すことを決意する。こうしてセシルはクリストファーの主治医として王宮に住むことになるが……。
  • エリート医師(バンパイア)に血を吸われて発情する~私たちはソレを我慢できない~
    完結
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    「バンパイアの快楽液には抗えない」 市内でも大きな総合病院に勤務する初春姫奈(ういはるひめな)は、ある日、人手が足りないと、誰もやりたがらない夜勤を押し付けられてしまった。そんな夜勤初日に出会ったのは、今にも倒れてしまいそうなくらい青白い顔をした、医師である深紅ルイ(しんく)だった。その人間離れした容姿に姫奈は心を奪われるも、ある日、口元を赤くして輸血パックを持っている姿を目撃してしまい…。 医師として尊敬していた姫奈は、ルイを心配し自らの血を差し出す。ルイに血を吸われた途端、快楽液に姫奈の身体が反応してしまい――…。 心優しいバンパイアと人間の女の子の種族を越えた愛の物語。
  • 神様の宝珠
    完結
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    住宅設備機器メーカーの営業マン・水無月七生は極度の高所恐怖症。それは幼い頃、マンションのベランダから転落しそうになった自分を助けようとして母親が亡くなったことに因るものだった。ある晩、仕事帰りに神主のような恰好をした青年から突然、「その宝珠を僕にくれ」と言われ襲われる。そこへひとりの男が現れ、恐怖におののく七生を抱えて空を飛び一緒に逃げてくれた。そうしてパニックからようやく我に返った七生に、直垂姿で頭に耳のついたその美丈夫・雄黄は信じがたいことを告げる。なんと七生の中には強い力、いわゆる「宝珠」が眠っていて、最初に七生を襲った青年は神のひとりの諏佐彦。雄黄が仕える神・嵯峨彦とは対立関係にあって、雄黄は七生が諏佐彦に奪われないよう守るために遣わされてきたというのだ。こうして、神の眷属である狐の雄黄とともに共同生活を送ることになった七生。神同士の争いに巻きこまれ、さらに過去のトラウマの真相が明らかになっていく中で、真摯に七生を支えてくれる雄黄との関係も少しずつ変化していく。
  • 彼氏が改造人間にされてしまったのですが、私はどうしたらいいでしょう
    完結
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    凛香は怯えていた。手術台に縛りつけられ、ハサミでキャミソールを左右に切り開かれる。男の目にさらされたハーフカップのブラも真っ二つに切り裂かれ、興奮した男の手が凛香の身体をまさぐり始めた。助けを求めても誰もいない絶望的な状況……だけど彼は現れた。凛香を救い出すために! 管理栄養士として医療系の大学の学生食堂で働くことになった凛香は、思いがけず幼なじみの男子ふたりと再会。医学部に進み今は院生の智則と獣医学部に進み大学近くの動物病院でインターンとして働く比呂。ふたりは小学校から高校、そして大学までずっと一緒の親友で、時々酒を酌み交わす仲らしい。一方、凛香は子供の頃、田舎のおばあちゃんの家に行ってふたりと知り合い一緒に遊んだ思い出はあるものの、会うのはその時以来だった。そして比呂は幼い凛香が淡い想いを寄せた初恋の相手だった。子供の頃のことだと思っていたのに、再会した時もその想いは変わっていなかった。ただ3人の心地良い関係にヒビを入れたくなくて踏み出せずにいたものの、実は凛香に想いを寄せていた智則からの告白をきっかけに、自分の気持ちに向き合った凛香は、晴れて比呂と結ばれ恋人同士になった。幸福な日々が続く中、ある心配事がふたりの前に影を落とす。しばらく会わないうちに智則の様子がおかしくなっていた。噂によれば、学内の派閥争いに巻き込まれているらしい。そして、ある朝のこと。比呂は智則と話してみる、という言葉を最後にぷつりと連絡が途絶え、姿を消してしまった。それから半年、理由もわからず置き去りにされてしまった凛香の耳に、連続失踪事件という世間を脅かす不穏なニュースが舞い込む。これは比呂の失踪と関係があるのだろうか……?改造人間にされてしまったヒーローと幼なじみたちのちょっぴり切ないラブストーリー。特撮ものが好きな女子に贈る異色のティーンズラブ作品です。
  • 素直に俺に抱かれなよ(1)
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    1~2巻440円 (税込)
    「慈優、俺に抱かれてみない?」 「泰芽こそ、いい加減抱かれろよ」 色気のある大人のイメージで売っているロックバンドのボーカル慈優の恋人は、可愛いを売りにしているアイドル泰芽。泰芽は慈優を抱きたいというが、慈優は実は童貞。このまま抱かれるなんて絶対嫌だと思うものの、泰芽の巧みな誘いに抗えず、される方も悪くないのでは、と思い始める。 そんな中起こったあることをきっかけに、慈優は自分の気持ちに向き合い始めて… アイドル×ボーカリストの夜の上下争いラブコメディ!
  • 眠れる森の君
    3.7
    忙しい仕事に追われ不眠症気味になっていた直人はある日、帰路の途中で気を失ってしまう。目を覚ますと、見知らぬ部屋のベッドに寝かされていた。どうやら偶然通りかかった男性・恭宏に助けられ、そのまま彼のベッドで眠り続けていたらしい。整った顔立ちをした恭宏は人懐こい性格なのか、恥ずかしさから早々に退散しようとする直人を引き留め、サンドイッチまで作ってくれた。恭宏にすこし心を開いた直人は、不眠症気味であること、なぜか恭宏のベッドではぐっすりと眠れたことを話す。すると恭宏は「眠れないのは寝具のせいでは?」と指摘してくる。彼は寝具メーカーの営業社員だったのだ。しかも疲労困憊な直人を心配し、直人の寝具を直接見たい、とまで言ってくる。「もしかして、高額な寝具を売りつけられるのでは……」 すこしの不安を覚えた直人だったが、すでに恭宏に対し好意のような感情を抱きつつある直人には断ることができなくて……。
  • はぐれ騎士とはぐれ退魔師
    完結
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    若き司祭ラーシュの運命は、ひとりの少年を救ったことにより動き出した――ラーシュには、この世界のものではない不思議な言葉を唱えて様々な悪霊を祓うことができる特殊な力があった。幼い頃に森の中で拾われたラーシュになにゆえそのような能力があるのか、誰にもわからない。そんなラーシュは、救った少年を前になぜか強い庇護欲に駆られ、所属するロイニー聖堂に連れ帰って養い子にする。ラーシュがリキャルドと名づけたその少年は、生活面では無能なラーシュの世話係をしながら逞しく成長していき、ついには聖堂騎士として叙勲されることになった。だが、彼の赴任先が犯罪者の巣窟である教区であると知ったラーシュは受勲式の当日、魔物騒ぎに乗じてリキャルドとともに住み慣れた聖堂から逃げ出した。そうしてふたりは、森で出会った謎の司祭に導かれるまま静かな村へとたどり着く。そこは緑豊かなまるで楽園のような村だったが……。
  • ひとりぼっちの海賊姫は隣国の第七王子に溺愛される
    完結
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    林檎売りの娘ライザは、小さい頃に母を亡くし、船乗りの父・ジャックに連れられ船の上で元気にすくすくと育った。しかし船乗りというのは世を欺く仮の姿で、父の本当の姿は『海賊王』と呼ばれ世間に恐れられていた。そんな父に育てられ年頃になったライザは、ルタナ港の市場で林檎を売りながら父の帰りを待っていた。ある日、旅人・ビリーと知り合い、瞬く間に恋に落ちたライザだったが、自分が海賊王の娘であることを打ち明けられずに悩んでいた。そんな時、ある事件をきっかけに、海賊王であった父・ジャックが残したお宝を手に入れるため、次々と事件がおこる!

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