さばるどろ作品一覧
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3.7第2回ムーンドロップスコンテスト優秀賞受賞作 今宵も、獣人王に熱い愛を注がれて アシュレイ、俺の子を宿してくれ……っ 狼の血を引く獣人国の王×復讐に燃える赤い瞳の王女 殺すために嫁いだ男に処女を奪われて 【あらすじ】 獣人国の王弟に乱暴され昏睡したままの姉の仇を討つために、獣人国の国王ヴォルフガングに嫁いだ隣国の第二王女アシュレイ。故国を出るときに兄王から渡された毒をヴォルフガングに飲ませようとするが、見破られ処女を奪われてしまう。自分の命を狙ったアシュレイを“俺だけの番(ルビ:つがい)”と溺愛するヴォルフガングに心を許しはじめたアシュレイだったが、兄王が獣人国を訪問することになり…。 著者について 著者 プロフィール 白花かなで(しろはな かなで) 冬生まれ。 第二回ムーンドロップスコンテストにて、竹書房賞&読者賞受賞。 『私と公爵様の甘やかなる契約関係』(パラダイム出版/ディアノベルス)でデビュー。 好物はジャスミン茶と、溺愛に執着をたっぷり混ぜ合わせたヒーローです。 お楽しみいただけましたら幸いです。 イラストレーター プロフィール さばるどろ(さばるどろ) 獣人のヴォルフガングが、カッコいいのに耳と尻尾の動きで感情が隠しきれていなくてすごく可愛いかったです。 とても楽しみながら作画させていただきました。ありがとうございました!
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3.5ヴィルバック王国の王女アルレットには出来のよい兄と姉がいて、常に比較されていたため自分に自信がなく、控えめだった。そんなアルレットに持ち上がったのは隣国シュタール王国の新王テオバルトの縁談。テオバルトには苛烈な王座争いもあって粗雑で恐ろしいという噂がある。うまくやっていけるのか? 不安をいだくアルレット。それでも自分は王女、国のために頑張らねば! と心を奮い立たせて出立する。ところが道中の護衛についてくれた国境警備隊のヴァルト隊長と触れ合ううちに淡い想いを抱いてしまう。私はテオバルト王の花嫁になる者――ヴァルトを求めつつも、すんでのところで彼からのキスを拒み、貞操を守る。そして想いを封印して臨んだテオバルトとの結婚式。祭壇の前に立ったのはヴァルト? これはどういうこと!?
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3.6赤子の時に養女として迎えられたアンジェリカは、養父母から愛情をふんだんに注がれ、何不自由なく暮らしてきた。その後、子どもを諦めていた養父母にも授かったのがルカで、アンジェリカの自慢の弟。嬉しくて、可愛くて、率先して面倒を見たものだ。しかし、いつからか二人は歪んだ関係に。静まり返った夜半の屋敷の中でルカの働く無体に、アンジェリカは声を押し殺す。義弟と深い仲になっているなんて、絶対に知られてはいけない。ルカから離れようとするアンジェリカ。そのアンジェリカを執拗なまでに求めるルカ。お願い、ルカ、もう止めて、こんなこと。そう懇願しながらもアンジェリカの身体からは力が抜けていくのだった……。【著者紹介】園内 かな(ソノウチ カナ)2013年、オリジナルWEB小説を書き始める。2015年に書籍デビュー。愛猫にキーボードに乗られたりモニターの前で毛繕いされたりしながら原稿に勤しんでいる。代表作:『公爵さまのご寵愛は甘く淫らで意地悪で』『厳格なおじさまに求婚されて身も心も溺愛されるようになりました』
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-シドローネには10年より前の記憶がない。 それから感情の起伏が乏しくなり、恋愛感情もわからない。 なので、他に好きなひとがいるという聖竜騎士爵ヴェリュアンとの縁組みは都合がよかった。 二人は愛を求めない契約結婚を決める。 しかし、彼の聖竜に会ったり、一緒に領地へ旅をする中で、感情を素直に示すヴェリュアンの想い人が気になり始め……。 一方ヴェリュアンも 「例の契約、白紙にさせてくれませんか」 と言い出して!? 【電子特典付き】 記憶を取り戻したシドローネは、父親とヴェリュアンと三人で母親に会いにリラントへ。 恋愛結婚だという両親の仲睦まじい姿を見て、「こんな夫婦になりたい」と思うシドローネは……。 書き下ろしショートストーリー『世界で一番幸せな花嫁』を収録!