BookLive!会員さんのレビュー一覧

「幸福クラブ誕生」の会での講演にしては暗くて地味な話をするのが面白い。中村地平との交友話だし、もしかしたら走れメロスのような友情論の類なのか。

後半の、ラブコメっぽいけれど一線を画している空気感がよかった。あくまで客が求めているのは萌えであるという点、なんだか納得。

何を待っているのだろう。どことなく破滅願望（死）を持っているような印象もある。何かと出会うというゴールよりも、待つという行為が語り手の生きがい（生）になっているようにも読める。そう考えると待つとは人生そのものである気もしてくる。

大学受験で重要な条文を覚えたなと懐かしく読んだ。ところで、カテゴリ（ジャンル）が「小説」になっている・・・憲法は小説だった・・・？

ある小説で、「メロスを邪魔した黒幕は誰なのか」という話が出てきたので久方ぶりに再読。たしかに王はメロスが帰ってくるわけがないと思っているので邪魔するわけがない。未解決ミステリのような薄暗さを感じる。

読んでいて違和感あるし簡単に真相当てました。アンフェアなトリックではないので自分の推理力のチェックに使えるかも。

アニメ楽しみです

夏アニメの視聴候補。わかりやすいストーリーゆえ、あっさりした作品な印象。桃太郎の戦闘シーンかっこいい。アニメでみるのが楽しみです。

気に入った。

とあるnoteで紹介されていて気になったので購入。ラノベとしてもミステリとしても邪道・破格感があるが、やはり本作に最も合うカテゴリはバカミスか。ミステリの非現実性をシュールなまでに描写。終盤で使えそうなトリック・伏線を次から次へと放り捨てるのがスキ。