あらすじ
「……せんせいにはわるいうわさがあるのです。もちろんわたしはせんせいを信じています。けれど……」 人間は無作為にテキトウに動くのだ、と主張する文芸部顧問になった「せんせい」と、この世の全てが理屈通りに動いている、と信じて疑わない中学生の文学少女「比良坂れい」の2人が孤島を舞台に繰り広げる壮絶な頭脳戦と恋愛模様。
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気に入った。
とあるnoteで紹介されていて気になったので購入。ラノベとしてもミステリとしても邪道・破格感があるが、やはり本作に最も合うカテゴリはバカミスか。ミステリの非現実性をシュールなまでに描写。終盤で使えそうなトリック・伏線を次から次へと放り捨てるのがスキ。
Posted by ブクログ
叙述トリックかなんかで実際はレイプなんてしてないんだろうとか思ったら全然違った。
これが普通に出版されるあたり、日本いい社会だなーと思いました。
「読者」の期待を裏切って、裏切って、これでもかと裏切った挙句に、狭い世界に収束する様はなかなかよかった。怒涛の展開だった。
改題後のタイトルは、ラストの狭い世界を端的に表現していて実にいいと思うのです。
Posted by ブクログ
冗長だし読みにくい事この上なかったけど、JCの足コキのくだりとヤリ部屋に初等部の女の子を〜のくだりが好きなので良しとする。あと歌野作品でアレをネタにしたこととミステリ漫画としてスパイラルを出してくれてちょっと嬉しかったなんて