mandarin55さんのレビュー一覧
レビュアー
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若松君に詰め襟着させ隊
私が隊長(自称)です。若松君が表紙(ブレザー)になっているので敢えて下巻でレビュー。
内容については言うまでもなく、タイムスリップ物としてもジュブナイル小説としても私の中ではダントツの名作です。
★5確定です。ぶっちゃけ内容は他の方のレビュー読んでください。
問題はイラストで…
新装版でイラストが一新された(実際にはカバーイラストのみ)との事で期待したのですが、修正されていませんでした。
本文(上巻)を「詰め襟」検索すれば分かる通り、若松君の制服は「詰め襟」なのです(電子書籍って便利ですね)。
同様に「ブレザー」で検索すると、翔香(名前が既に「時をかける少女」)の部屋に紺のブレザーが掛けら -
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ヲタク男子の心理に共感しかない
恐ろしさすら感じる程、ヲタク男子二宮の思考が理解、共感できてしまうのは喜ぶべき事なのか…
ひたすら理詰めで思考展開する二宮と天然陽キャで無自覚に会話を引き出す能力者(?)荻野目さんの放課後30分間の会話を軸に話が進んでいく学園ラブコメ(というか現状、ほぼ図書室ラブコメ)。
陰キャでうじうじ考え込む二宮と、陽キャな口調で自然に会話を進める荻野目さんとのやりとりが心地よい。この空気感で進んで行っていただきたいと願う。
裏カバー絵にもなっている110ページの、野球部と吹奏楽部の練習の音が聞こえてくる中で図書室のカーテンがたなびくシーンは印象深い。学生時代、放課後図書室に通った経験のある方なら心象風景 -
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少しずつ前へ
最初は主人公のダメさ加減になんとなく共感して連載を読んでた。なんとなく好きな作品。
しみじみするというか、どう言ったらいいのかな?この作品。と思ってたら作品タグが「ヒューマンドラマ」ってなってた。なるほど。
1巻ではなかなか動けず日々悶々と過ごしていた限界独身女子美夜子さん(26)。妹の襲来とおじいちゃんの法事をきっかけに前に進みだします。
タイトルの「ごはん」は1巻ではカップ麺やパン、魚肉ソーセージとかだったのが、少しだけ進んでピザトースト(喫茶店)や日替わり定食(定食屋)などの外食も食べられるようになります。身なりを整えて再就職先を探し始めたり、周囲の景色を眺めたり、体調の悪い人を気遣う -
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コミカライズ版完結
「元異世界転移者だった課長のおじさん、人生二度目の異世界を駆け廻る」コミカライズ版最終巻です。
原作は第4回カクヨムWeb小説コンテスト異世界ファンタジー部門で特別賞を受賞。2巻まで刊行後、2020年11月に作者の銀麦先生逝去のため未完のままとなっていました。(Web版も未完)
連載開始直前に亡くなられたため、どこまでコミカライズされるのか危ぶんでいましたが、既刊原作書籍2巻分を完全コミカライズ化していただけました。作者のkura先生、編集部の皆様の熱意あっての事と推察致します。銀麦先生ファンとしてはこれ以上の喜びはありません。心より感謝いたします。
原作者不在という状況で書籍版を頼りに約3年 -
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カッコいい!
原作(書籍版、Web版)既読。ついでにコミカライズ版もコミックガルド(Web)で既読。でも買う。
待ちに待ってたコミカライズ第1巻です。
コミカライズ版での一番の注目ポイントは、何と言っても、各キャラがカッコいい!
キャラクター原案の山椒魚氏には申し訳ないのですが、15、6歳のヴェルナーは書籍版イラストでは年相応のやんちゃな少年風に描かれており、中身元サラリーマンの達観した感じの言動とはどうしてもイメージが合いませんでした。
コミカライズ版では颯爽とした青年といった風で、イメージにピタリと嵌まった感じがします。
また、その他のキャラもカッコよくリメイクされています。
特に原作書籍版