ジョーさんのレビュー一覧

バチスタ変法と国立の登場

今回は能力の高さや覚悟の強さではなく、王道の新術式での朝田の見せ場です。
医療漫画で最も中心となる感動も束の間、肩書きだけなら作中トップとも言える国立が登場し、本格的に選挙戦が始まります。

第三回バチスタ手術

医療漫画の手術にトラブルは付き物ですが、朝田の腕というよりもチームとして支え合い対応するのが良いですね。

伊集院、良い！

選挙改革案の審議と第三回バチスタ手術が始まったところでこの巻は終わります。

そのため、この巻の最大の見せ場は伊集院のプチ活躍と言って差し支えないと思います。

加藤対野口

政治部分のメインの二人だけあってこの二人の対決は特に面白いです。
加藤もかっこいいですが、野口も意外と良い敵キャラです。当初はよくいる老害キャラだと思っていましたが、なかなか老獪で深みのあるキャラです。

医局内の政治争い

医療と医局政治の二つの柱があるのがこの作品の特徴ですが、医局政治の話がこの辺りから本格化してきます。

最初に読んだときよりも、何回か読んでるうちに政治部分に感じる面白さが増していく気がします。

荒瀬登場

バチスタメンバー候補の麻酔医荒瀬が登場します。
クズと思わせて実は…というキャラは数多くいますが、本心を見せた後も良い感じのクズっぽさを持ち続けてくれる良キャラです。

伊集院とのコンビもかなり好きです。

最初のバチスタと因縁の霧島

単体で聞くとこっぱずかしいくらいに眩しい朝田のかっこよさ！
それでもここまでの描写があるから純粋にかんどうさせてくれます。

…からの霧島のクズさが良い味出してますね笑

最初のバチスタ手術

いよいよ最初のバチスタ手術が始まり、朝田が本領発揮します。
医療漫画の醍醐味とも言える、「異次元の能力を見せつける天才外科医」シーンが続きます。
本作を読んだことのない方はこの巻までは読んでから読む・読まないを判断することをおすすめします。

伊集院良いキャラしてる

伊集院の強いのか弱いのかよく分からない、人間味の溢れるキャラがすごく好きです。
朝田が名医で成長を描きにくい分、伊集院の研修医というポジションがストーリーに幅を生んでくれてます。

朝田のかっこよさが際立ち始めた

手術の技量や速さにはほぼフォーカスを当てず、医療に向かう覚悟や自分を貫く強さの描写でかっこよさを魅せてくれます。