• 琉球のユウナ 1巻
    ネタバレ

    琉球王国を舞台にした漫画は珍しいと思い、読み始めました。絵が綺麗な作品です。
    基本的にはファンタジーですが、実在の人物が出てきたり、歴史書から着想を得ていたりと、史実の要素もあります。
    巻末に参考文献が載せられていて驚きました。

    不思議な力と赤髪のためにいじめや誘拐の対象となり、生きづらさを感じながらも、凜とした強さと優しさを持っているユウナ。

    血筋と即位にまつわる業、重責、孤独、そして多くの敵。
    幼くして過酷な運命に身を置きながら、覚悟を決め、国と民を想い、強く正しい君主であろうとする若き国王・真加戸。

    この二人が出会い、少しずつ距離を縮めていく様子がかわいらしいです

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    2020年12月31日
  • 赤髪の白雪姫 7巻
    購入済み

    1巻目では悪いイメージしかなかったラジ王子が好きになる巻です。
    人との出会いによって自分の傲慢さや未熟さを知り、反省し、変わっていく。
    その様子に共感できる人は多いと思います。

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    2019年11月27日
  • 赤髪の白雪姫 1巻
    購入済み

    物語の始まり方や、絵の雰囲気が童話の世界みたいだなと思いました。
    白雪の服が凝っていてかわいらしくて好きです。
    脅されても引かず、自分の力でゼンのそばに行こうとする姿もかっこいいです。

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    2019年11月27日
  • 狼陛下の花嫁 9巻
    購入済み

    夕鈴と瑠霞姫が舟の上で話すシーンは、何回も読み直しました。
    現実を突きつけられても、複雑な気持ちを抱きながらも、心一つで陛下の味方だと真っ直ぐ告げる姿はかっこいいです。


    家の名も政治的な思惑も関係なく、純粋に陛下のことだけを考えられる。
    一見不利な立場を武器に変える、そんな夕鈴の覚悟が見えた巻でした。

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    2019年11月26日
  • 狼陛下の花嫁 3巻
    購入済み

    夕鈴のライバル・紅珠が初登場する巻です。
    名家出身ではない夕鈴に対して、完璧な令嬢である紅珠。
    この作品に限らず、身分差があれば家柄の問題は必ず出てきます。

    陛下に警戒するよう言われても、紅珠自身がいい子なので、突き放せない夕鈴の気持ちはわかります。
    一番の見どころは、やっぱり夕鈴が紅珠に言葉をかけるシーンです。

    「本気で陛下のことが好きなら、自分が幸せにするつもりで奪いにきてほしい。そうでなければあげられない。」

    多くの人から多くのことを望まれてばかりの陛下のことを、心から思っての言葉です。
    見栄もあるかもしれませんが、陛下のことを幸せにしてくれるならば自分以外の人

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    2019年11月26日
  • 狼陛下の花嫁 1巻
    購入済み

    広告で見て興味を持ったので買いました。
    歴史ファンタジーの中でも、定番の中華風ファンタジーです。
    そういった種類の物語が好きな方に向いていると思います。

    すでに何人かの方が指摘しておられますが、「彩雲国物語」に似ています。
    でも、彩雲国物語より複雑ではないですし、読みやすいです。

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    2019年11月26日
  • それでも世界は美しい 1巻
    購入済み

    タイトルが素敵だなと思って読み始めました。
    主人公の方が年上なので、物語に入り込めるか少し心配でしたが、雨を降らせるシーンで引き込まれました。
    綺麗な歌声とともに雨が降り、世界が美しくなる様子を実際に見てみたいと思いました。

    雨が降ると憂鬱な気分になりますが、日本でも昔から雨乞いがあったように、なければ生きていけません。
    雨の大切さに改めて気づかされます。


    「潤すのは、大地ばかりではない、真に届けるのは人の心の奥」という言葉も印象に残りました。
    その言葉の通りに、孤独で暗い過去を持つリビにも少しずつ変化が表れます。
    物語が進む内にどんな世界が見られるのか、楽しみな作品

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    2019年11月25日