あらすじ
欧州で始まった戦争は日本やアメリカの参戦を誘い、ついに昭和一五年七月、日米の戦争が開始されてしまう。
苦闘の末に米太平洋艦隊を撃破した連合艦隊は西太平洋を制圧、ニューギニア、ラバウルへと前進。海上戦力の激減した米軍は航空兵力を集中しこれに対抗する。
連合艦隊は新型航空機を投入、飛行場攻撃と並行して補給線を脅かす作戦を用い、戦線は膠着状態となった。だが、艦隊の再建を急いだ米艦隊は、反撃の準備をも進めていた。
最初の攻撃目標はラバウルか、ニューギニアか。山本五十六は新鋭戦艦「大和」「武蔵」を以て米戦艦部隊を迎え撃つことを決断した。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
日本軍らしからぬ「出血強要戦略」と機動部隊強襲、大和型による迎撃戦の豪華三本立て!
史実とは異形の姿となった「月光」もあるよ!
大和型の副砲はどうするのかなあ?と期待してましたが、史実どおりでした。最上型は砲塔を交換してないから増産したんだね。
Posted by ブクログ
戦闘攻撃機化された「月光」が初陣で戦果。このあと続刊でも活躍できるが、戦闘攻撃機型への改造は技術的にどういう問題があってどう解決したのか、航空本部艦政本部メーカーの技術者とのやり取りはどうだったか「滝竜戦記」のようにもっと触れてほしかった。
また、夜戦型や長距離型への発展が示唆されていただけにそのあたりほとんど書かれていない。主役になれる機体だったのに残念。