【感想・ネタバレ】きつねのライネケのレビュー

あらすじ

ヨーロッパに古くから伝わる物語.ライオン王ノーベルの治める森では,狼,くま,ねこ,にわとり,うさぎと,あらゆる動物たちが,悪がしこいライネケにひどい目にあわされている.言葉たくみに王をだまし,死刑をのがれたライネケは…….ゲーテが叙事詩の形で再話したものを,児童向けに編訳.

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Posted by ブクログ

ネタバレ

 小学校高学年向け…と言う風に書かれていますが,もし,あなたが初めて読むのなら,大人になってから読んでも,価値のある本です。
 ライオンの王様に,きつねのライネケに意地悪されたと,いろいろな動物たちが出てきて,王様に訴えます。
 で,王様は,それが本当かどうか確認するために,ライネケを連れてこようとするのですが,派遣されたクマが返り討ちにあいます。次は…。
 というように,このきつねのライネケはとても,悪い奴という感じで描かれています。
 そして,物語の結末は…
 これを言ってしまうと,この物語を読む価値が半減しますので,ネタバレはしません。

 こういう話をあのゲーテがまとめたというのも驚きです。
 中世のヨーロッパには,きつねのライネケのような話が,語り継がれてきたようです。

 そんなきつねや動物たちの話を集めた本も,出ているようです。
 

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2017年08月29日

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