あらすじ
苫田まき、32歳、既婚……彼女は恋をした。
相手は同僚の山手旭。帰国子女で愛情表現が真っすぐな彼に惹かれずにはいられなかった。
最後の一線だけは越えられずにいたなか、夫・恭一の父親が病に倒れてしまう。
互いの気持ちは通じ合ってはいるものの、義父の容態が悪いこともあり、身勝手に山手の元へ向かえないまき。
そんなまきへ「お預けは好きじゃない」と本心を語る山手…。
「嫁」という現実の役割と、ひとりの女として愛されたい欲。
葛藤が入り交じる婚外恋愛――。
感情タグBEST3
匿名
苦しい
切なくて、痛くて、苦しい。だけど甘くもある。
息苦しくなる物語なのに読むことを止められない。心をえぐられるような。
まだまだ謎多し。
それにしても話の進みが遅いなぁ。
まきと山手さんもそうだけど、山手さんは外国帰りのバツイチ遊び人だけど、まきにロックオンしてからがなかなか進まない。お互いに好き同士でイチャイチャはするが、その先はまだまだで。
それだけ山手さんは本気なのか？？
寄島先輩は恭一とは不倫関係だけど、まきともサークル仲間で仲良しだけど普通の不倫物語のような、旦那を取り合うようなギラギラ感はないけれど、でも寄島はまきに話した言葉で、「自分は今のままでいい…。」ってのが気になりますね。
恭一も、まきと付き合う時点から段々と態度が変だし、結婚後も更に冷たいけれど、まきがちょっと恭一に素っ気なくすると甘え？たように気にかけたりと、未だに判んないです。
恭一はただ単に、弱い人間なのかな？
クールで格好よく見えてるけど、中身はダメダメ人間なの？？
最後のシーンでの、恭一がスゴくヘタレて寄島にすがってたのがこれからの展開のキーになるのかな？？
それにしても、妻のまきもモタモタせずにいち早く恭一に本音を吐いて、早く恭一を見限ってもっと幸せになって欲しい。
