【感想・ネタバレ】アサギをよぶ声 そして時は来たのレビュー

あらすじ

目的の「とが村」にたどりついたアサギは、偶然にもタケと出会い、サコねえも生き口になったことを知る。消息がわからないハヤをさがすアサギだったが、そんな彼女を過酷な運命が待ち受けていた。「アサギをよぶ声」シリーズ、堂々の完結編。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

父親の罪を背負い、村で仲間外れにされているアサギが、何もないところから始めることのできる自分の力を信じて、モノノミカタ(=ものごとをありのままに見て、なにものにもとらわれずに、その意味するところを考えること)を駆使して運命を切り開く物語。

面白かった。オモテから見える姿とウラから見る姿、それに立ち向かうときのモノノミカタや工夫、ファンタジーだからこそ伝わる「本当のこと」が詰まっている。キレイごとな道徳なんかじゃなくて、こんな本をあふれるほど子どもに届けたい。もっともっと注目されていい本だと思う!!

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2019年10月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

おもしろかった。
完結編。

救えた人と救えなかった人と。
なかなか1人の少女には重すぎる展開。
なのに、よく頑張ったなあ。

結局「声」とはなんだろう?
直観?客観視?観察力?
迷い躊躇いつつも、選んで進んでアサギは戦った。

いやあ、ほんと見事。

0
2016年02月22日

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