あらすじ
★ベストセラー『地頭力を鍛える』著者で思考力の第一人者・細谷功氏と経営共創基盤(IGPI)パートナーの坂田幸樹氏がタッグを組んだ初の本!
★ビジネス最前線の2人が変革期に必要な全体構想の新技法を公開!
★東南アジアで急成長する注目のユニコーン企業の成功要因を詳しく解説!
ニューノーマル時代には、これまでの勝ちパターンは通用しない。
変革期に必要な新しい思考回路を身につけよう。それがアーキテクト思考だ。
アーキテクト思考とは、ゼロベースで抽象度の高いビジネスの全体構造を構想する力のこと。
アーキテクト(architect)とは、元は建築家、設計士などを意味する言葉だがITの世界でも応用されている。
本書では、そのエッセンスをビジネスに適用する「アーキテクト思考」について解説する。
抽象度の高いシンプルな基本構想を、白紙の状態から作り出すことができる人のことである。
このアーキテクト思考を身につけ、使いこなすために必要なのが、
「具体と抽象」思考、それをサポートするためのフレームワークだ。
ニューノーマル時代を生き残るためのビジネス新思考法とは何か?
変革期に必要な思考回路をインストールして、一生モノのスキルを身につけよう!
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Posted by ブクログ
細谷氏本。思考の枠を広げるべく読書。
メモ
・アーキテクト思考とは抽象化してゼロベースで全体構想を考えることだが、三現主義と呼ばれる現場現物現実というものづくり思考とある意味対照をなす。
・アーキテクトは場を設定する
・アーキテクトは物議を醸す。
コンセプトを決め、的を絞るため。
ただ、中長期ではターゲットを確実に満足させることにつながる。
・アーキテクトは一人で考える。抽象度が高い構想策定であるため
・アーキテクトは美しさにこだわる。簡潔さ、構造的な美しさ。
・アーキテクトは全体から考える。全体の統一性を重視する
・アーキテクトは仮説をまずたてる。
・アーキテクトはつながりをみる。関係、構造といった関係性。
・フレームワークで全体像をおさえる。
優先順位づけ、アクセントづけ、全体像をおさえる、具体と抽象の往復
・全体構想の5ステップ
バイアスのリセット
具体的事象観察
座標軸設定
構造抽出・モデル化
構想具体化
・座標軸設定は視野を広げるということ。
俯瞰と抽象度上げを通して事象を観察するということ。
・第一原理から考える。自らでフレームワークを考える。
・ウーバーとごジェっくの相違点
労働者品質ばらつきの部分。
ドライバー品質担保に向けた教育充実、いーコマース代引成立のためにドライバーに商品販売、データをもとに空中戦へ。
・ボトルネックは何かを見つけることで本質的な打ち手を見つけることができる。
Posted by ブクログ
アーキテクト思考とはどんなものかの説明としては大変良くできているし、必要性もわかった。どうやって考えるかは、わからんものだということも、わかった。さて困った。
一日ひとつ定期的にアウトプットすることでそっちの方向に行くというんだが、、、。レベルが違いすぎる。
ベトナムのTHミルクはわかりやすかった。
何もないところに場をつくる。ゼロから自主的に始める。特定の目的をもって全体構想をゼロベースで作りあげる。勘所を構造的に読み解くためのフレームワーク。仮に目的を立てる。軸を設定する。集約によってコストの共有化削減ができるかどうかという設定。
ボトルネックを見つけることで本質的な打ち手を見つけることができる。
ASISとTOBEで問題と解決策のセットを同じプロセスと資源の2軸上で表現。時間経過を3軸目に。
サンプル事象の抽出、サンプル事象からの属性の抽出、軸の抽出の3段階。