【感想・ネタバレ】ミステリーの人間学 英国古典探偵小説を読むのレビュー

あらすじ

読者を謎解きに導く巧みなプロット.犯罪にいたる人間の内面への緻密な洞察.19世紀前半ごろ誕生した探偵小説は,文学に共通する「人間を描く」というテーマに鋭く迫る試みでもある.ディケンズ,コリンズ,ドイル,クリスティーなど,英国の代表的なミステリー作品を取り上げ,探偵小説の系譜,作品の魅力などを読み解く.

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Posted by ブクログ

ネタバレ

書架で見かけて。

アンビバランス、という言葉がある。
ある対象に相反する感情を抱くことだ。
愛と憎しみとか。

この本ほど、この言葉にぴったりくる本はない。

読んだことのなかった、読むつもりもなかった作品を、
探偵小説の歴史とともに、
著者の人間観を明らかにし、
後世への影響も含め、
面白そうに次々と紹介してくれるのは良いのだが、
それ以上はもう書かないでくれ、というほど解説してくれる。

読み進めたいのに、読みたくない。
とても複雑な気持ちになった。
実際、何ページが本当に読まずに次の章に行ってしまった。
長い読書人生、こんなことをしたのは初めてだ。

後半になって読んだことのある作品を、解説されるようになって、少し落ち着いてきたし、
紹介されていて嬉しくなってきた。

特に最後の「フロスト警部」が、ためらいとともに掲載されていたのには、
ガッツポーズをしたいぐらいだった。
そう、「フロスト警部」は面白い。

とにかく、ただのミステリーの紹介の本ではない。
それなら、ここまであらすじを書かないし、
こんなに全ての本を読みたくなったりはしない。

0
2017年05月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

[ 内容 ]
読者を謎解きに導く巧みなプロット。
犯罪にいたる人間心理への緻密な洞察。
一九世紀前半ごろ誕生した探偵小説は、文学に共通する「人間を描く」というテーマに鋭く迫る試みでもある。
ディケンズ、コリンズ、ドイル、チェスタトン、クリスティーなどの、代表的な英国ミステリー作品を取り上げ、探偵小説の系譜、作品の魅力などを読み解く。

[ 目次 ]
序章 探偵小説の誕生
第1章 心の闇を探る―チャールズ・ディケンズ
第2章 被害者はこうしてつくられる―ウィルキー・コリンズ
第3章 世界一有名な探偵の登場―アーサー・コナン・ドイル
第4章 トリックと人間性―G.K.チェスタトン
第5章 暴かれるのは誰か―アガサ・クリスティー
終章 英国ミステリーのその後―「人間学」の系譜

[ POP ]


[ おすすめ度 ]

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☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

[ 関連図書 ]


[ 参考となる書評 ]

0
2011年04月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

フランケンシュタインのほうを面白く読んだのでこちらにも手を伸ばしましたが、こちらはそれほどでもなく。
結論が人間性への興味ということに尽きている感じで、おそらく多くのミステリー好きにとっては分析と感じられない。あらすじ満載なので、個人的には今から読むのはつらいかも?な古いミステリーを少し詳しく知っておくには便利、という位置づけ。

0
2014年07月31日

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