あらすじ
国際的ヴァイオリニストの館原新良は、慰問で訪れた軽井沢で出来心から逃亡し、とある洋館に入り込む。そこには聴覚に障害のある美しい青年・吹野がひとりで暮らしていた。音のない世界とはどんなものか。館原には想像もつかず、そのまま身分を偽り住み着いてしまう。刺繍をする吹野のそばで穏やかな日々を送るうち、音だけでなく現実社会まで切り捨てているような吹野の頑なさをもどかしく感じ始める館原だが…?
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切ないけれど幸せ
しばらく余韻に浸っていたい素敵な作品。予想以上によかったです。分かりたくても分かり合えない。まるで違う世界にいる2人が惹かれ合うこと。その先にあるもの。ゆっくり読もうと思っていたのに惹き込まれて一気読みしてしまいました。オススメです。
一生懸命頑張る攻め
バイオリニストの攻めと
耳の聞こえない刺繍作家の受け。
超ツンツンの響に
メゲそうになりながらも
一生懸命向き合おうとする
新良に共感を覚えます。
切ないけど、最後は幸せな気分で読めました。
Posted by ブクログ
好きだから付き合いたいと直球な館原と好きだからこそ相手の迷惑になりたくないと受け入れようとしない吹野の、完成しそうでなかなか完成出来ないパズルのような2人の恋愛模様がとてももどかしく魅力的で夢中になって読み込みました!グッとくるシーン、胸を刺される様なシーンもありとても読み応えがありました。大好きな作家先生の作品です。
萌えあり涙ありラブラブあり
作者買いした本作。改めて砂原先生好きだー!と思いました。
ちょい性格悪な年下攻めと微ツンな年上受けです。攻めの館原はめでたくくっついたあとは大型犬のようにもなり、微笑ましたかったです。
めでたしめでたしで良かった~。
館原はちょっと性格悪そうなのに、才能豊かなヴァイオリニストで、楽器を扱うときはさすがプロ!ステージに立ったら、めちゃくちゃかっこいいんだろうなぁと想像が止まりませんでした。そのギャップが良い…!!
受けの吹野は普段ツンなのにベッドでは可愛い…!!あの可愛さは犯罪です。館原がデレデレになるのも納得です。
続編あるようだから読みたいなぁ。