あらすじ
岩元の“先輩”奥秋は、箱を抱え旅する不気味な男“怪奇箱男”の行方を追っていた。奥秋の要請を受け、渋々ながらも捜査に協力すべく温泉郷“湯湯酒姫”へとやって来た、岩元と十四人の後輩たち。七つの旅館に分かれ、優雅なひと時を過ごしていた矢先、後輩たちが次々と不可解な異変に巻き込まれ…? 神出鬼没の艶かしき芸者、箱に纏わる曰く付きの旅館――謎解きを急ぐ岩元と奥秋に、更なる怪異が迫る!!
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父親の愛への渇望と嫉妬の狂気
またもや美形で女装の“怪奇箱男”。父親が奇術師で師匠の見世物旅芸人親子の、父親への愛の渇望と弟への嫉妬の狂気.....弟の”隙間男“の兄への情の深い想いと葛藤.....人の心の闇を描いた怪奇浪漫奇譚‼
このシリーズでは1巻も良かったけど、これが1番良い作品。
仏壇の側面が出入口とか、部屋と部屋の隙間が通り道などのからくり屋敷は他の作品でも見たので、実際あったのでしょうね?
岩元の“先輩”奥秋は典型的な青年漫画の登場人物で、粗暴で目的の為なら相手を利用して、手段を選ばない凄腕タイプ。
美形でクールな少女漫画のヒーローの岩元先輩とは大違い‼
次巻もこの路線の怪奇浪漫奇譚でお願いします!
椎橋先生がぬら孫の頃、本当にやりたかったことの真骨頂!って感じがするお話。
こういう江戸川乱歩的な怪奇趣味の方が、作品にあっている気がするな。すごく面白かった。
それぞれの話はほぼ独立しており
オムニバス形式の短編って感じなので
これからどんなストーリーに
なっていくかは正直わからないんですが
この絵が好きな人には充分楽しめる内容かと
思います。
前作では現代ラブコメ?を描き
途中からホラーバトル漫画に急激に
シフトチェンジして迷走していた
印象がありますが、今作では作者の強みである
美麗な絵とそれに合う舞台設定
(時代劇とオカルトの要素)を最初からしっかり
作り込んでいるので安心して読めるのが
良いですね
おどろおどろしいですが・・・。
今回は、一冊まるまる怪奇箱男のお話です。
今までで一番おどろおどろしい雰囲気でしたが凄く面白かったです!何がそこまで彼らを駆り立てたのか・・・。芸にかける狂気のようなものが恐ろしく、美しいけれどグロテスクでもある。
ただ、最後の回想シーンはとても切なかったです。どんな狂気も、始まりは純粋な達成感や喜びだったりするのかもしれません。