あらすじ
「神楽坂を舞台に怪談を書きませんか」突然の依頼に、作家の〈私〉は驚愕する。心に封印し続けた悲劇は、まさにその地で起こったのだ。私は迷いつつも、真実を求めて執筆するが……。評判の占い師、悪夢が憑く家、鏡に映る見知らぬ子。怪異が怪異を呼びながら、謎と恐怖が絡み合い、直視できない真相へとひた走る。読み終えたとき、それはもはや他人事ではない。ミステリと実話怪談の奇跡的融合。(解説・千街晶之)
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結局どうなったのか
最終章でバラバラな物語が全て繋がっていたというのはよくある展開だけど私は熱くて好きです。
この作品に関しては、全て繋がっているのでは?という疑惑までで、はっきり答え合わせができたわけでもなく、なんか後味が悪くスッキリしない感じで終わります。そこを楽しめるかって人による
Posted by ブクログ
芦沢さんの作品を読むのは、2作目です.
この連作短編集は、作者本人が出版社の依頼で怪異小説を書いて、その連載のためにエピソードを募集し、取材して書いているというプロットで書かれていることもあり,非常にリアリティーを感じさせる作りになっています。
しかし、怪異をどう理解するかということを様々な形で考察してくところも興味深いものでした。
1話目からどんどん引き込まれて、一気読みしてしまったのは、ある意味怪異に引き寄せられたのかもと思わされるほど怖い話です。
しかしながら本当に怖いのは、ヒトなのかもしれないと気付かされます。
中々凝った作りと確かな文章力で力のある作家さんなのだと思いました。