【感想・ネタバレ】空のグリフターズ ~一兆円の詐欺師たち~(3)のレビュー

あらすじ

『Q.E.D』『C.M.B』であらゆる事件を描いてきた
ミステリー漫画の名手・加藤元浩最新作は世界を欺くクライムサスペンス!

100億円まで、あと99億9100万円!!
大金を求めて、シンガポールへとやってきた空たち一行。そこで空と海路は、風月から莫大な金が集まる「宝島」について聞かされる。「宝の地図」となる大富豪・アルマを殺し屋から救出すべく奮闘する空と海路。その先に待っていたのはタックスヘイブン最強の金庫番と呼ばれる男だった--!

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Posted by ブクログ

 3巻なので基本構造は割愛。
 QEDやCMBとちがい、一つの大きな物語ではあるが、当然小さなミッションの積み重ねでもある。
 主人公3人の圧倒的天才力と機転力と行動力で、ピンチもぐんぐん切り抜けていってしまう話ではある。
 少年漫画として、やってはいけないとされる無双主人公ではあるが、無双ジャンルを分散させて、あまりにも大掛かりすぎるほどの目標のための行動であり、これはこれでありと思わせる。
 カットバック的に終盤を見せていることもあり、大きな失敗があったらそこにつながらないことも読者に提示しているわけで。
 QEDの天才力と、CMBの世界史力の混ざった、大掛かりな展開にただただ吸い込まれていく。

 今巻のテーマは「銀行」かな、大掛かりに作戦を敢行し、種明かしは次巻に持ち越されている。
 予告のページによると、いよいよ大詰めらしい。
 カットバックのシーンの意味合いも何やら・・・。

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2022年03月16日

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