あらすじ
『Q.E.D.』『C.M.B.』など、ミステリー漫画の名手・加藤元浩が描く、世界経済を大胆にを欺くクライムサスペンス!
神入空の故郷の島を奪還するため、計画の最終段階に入った風月たち。
世界中の富裕層から1兆円を「幽霊銀行」に振り込ませる計画、ついに発動。
誰にも触れられず、証拠も残さず、華麗に世界経済を欺けるか。
100億円の返済期限は、残りおよそ7日間!
空、風月、海路の一生忘れられない夏休み、クライマックス!!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
完結巻なので基本構造は割愛。
作品の構造上、成功するのは解っていての構成なのだが、天才がひとりで無双するだけの作品ではなく、凡人や大衆の他、敵側にも頭の切れる物が当然のように対策を講じてきて、それを更に読み切り…。
倒叙ミステリの応用な読み方で、最後までドキドキハラハラで引っ張って、最後にしっかり種明かしがなされ、良い感じに良い感じなラストを向かえた感じの良い感じ。
完結してしまったが、ひとつの大きな話を過不足無く語られているので満足。
まぁこの物語が本当の意味で完結するのは約8万年後かもだが。
クリーンな100億円ゲットだ
故郷の島を奪還するために必要な100億円
世界中の富裕層から1兆円を「幽霊銀行」に振り込ませる計画が、ついに動く
100億円の返済期限まで残り7日。証拠を残さず、世界経済を欺いて大金を手に入れろ!
新刊が出るたびに読んでたけど 緻密な計画に頭がついて行かず「?」な部分もあったため
完結を機に改めてまとめ読み
どういう手段で 誰を巻き込んでコトが動いたのか? それぞれの思惑がどうだったのか? やっとわかった!
大胆で爽やかな若人たちのひと夏の大冒険。楽しかったーーー もう発表されている次回作も期待してます