あらすじ
100ます計算などで、子どもの学力を伸ばすメソッドで定評がある陰山先生。現在は「学力向上アドバイザー」としても活躍されています。40年間「学力、学力」と言い続けてこられた陰山先生が、実は「学力よりも大切なことがある」と仰います。それは幸せを感じる力、「幸福力」。そのためには「子どもの幸せを一番に考えるのをやめなさい」と、なんとも衝撃的なことを仰います。
子育ての最終ゴールは「我が子が自力で生き抜ける人間になる」こと。そのためには、まず親がその生き方を体現していることが何より大事だと語ります。そう、「子どもの幸せを考えるのは二の次。まずは親自身の幸せを考え、実現しなさい」というのが陰山流子育ての最終結論です。
この本では、まず親自身が、そして子も、子々孫々まで幸せに生き抜くために、まず自分自身が実践すべき12カ条を提唱。
陰山先生ご自身の生き方・子育て、教育者人生を振り返り、具体例とともに12カ条の効果と大事さを説きます。
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教材販売用
教育本かと思いきや、基本的に「〇〇をしたらお金儲けができた」という話の繰り返しです。
教育論に関しても、ご自身が開発した教材や商品の宣伝ばかりでした。
それでも読んでましたが、筑波大の食料支援の話のなかで、以下のフレーズを見て、私は読むのをやめました。
『私が支援を受けた筑波大生の親だったら「助けてもらってよかったね」とは言いません。「そんなことするな」と言います。』(本文より)
こんなこと言えるのは金に余裕がある人だけです。
親だって追い詰められています。
自殺者だっています。
「〇〇するな」はネガティブな発言です。
この人は、なぜ他人に対して楽天的にポジティブにならないの?と思ってしまいました。