【感想・ネタバレ】星の王子さまのレビュー

あらすじ

子供のまなざしを借りた大人批判の物語という原著者の意図を見事に日本語化。内藤訳への対抗から新訳がこぞって大人の物語に変えるなか、新定番訳といいうる唯一の訳業。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

間違いなく名作。子ども向けでもあり、大人向けでもある。

作者自身が偵察飛行中に地中海で消息を絶ったというのがなんとも皮肉のようであり、しかし彼も王子さまのようにどこかに旅に出たのではと思ってしまう。

満天の星のなかでバラはどうしているだろう。羊の口輪は頼りなげに、それでも巻きついているだろうか。王子は五億の泉を見上げながら、五億の滑車と綱の歌を聴いているだろうか。

満天の星のどこかに、ぼくもなじみを見つけたいと思わされた。

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2011年07月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

箱根の星の王子さまミュージアムに行って、多くの人によって翻訳がなされていることを知って、小学生の時に別の翻訳者で読んだこの本を手に取った。
小学生だった自分にはいまいちよく分からなかった本だったけれど、今は色々と分かるようになって、読んでいるうちに気づかされうことも多く、嬉しく思いながらも、少し悲しくなった。
もし、私がフランス語を読めたなら、フランス語で読んでみたいと思える一冊。

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2013年04月11日

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