【感想・ネタバレ】恋する和パティシエール2 栗むしケーキでハッピーバースデーのレビュー

あらすじ

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「和パティシエール」を目ざして修業を始めた杏。今回は、ばっちゃんのために栗を使った和菓子のバースデーケーキをつくります! ☆おうちでかんたんにできる和スイーツのレシピつき☆(「もちふわ!栗の浮島風カップケーキ」)

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Posted by ブクログ

・アンたちが、ケーキをつくるところがすきです。

・あんこ、りんや、マリエが、あんこのおじいちゃんのラブレターがきっかけで、りんや、あんこのおばあちゃんにたんじょうびケーキをつくります。りんやとあんこのおばあちゃんは、こいのライバルどうしなので、おもしろいです。

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2019年02月02日

Posted by ブクログ

今回は、前作ほどのインパクトはなかったな~。
(児童書にどこまで求めるのかと)

あんこちゃんとマリエちゃんと倫也くんが、おばあちゃんたちのために仲直りケーキを作るっていう筋はよかった。
相変わらず「恋はしてへんよな」と、思いつつ読んだのに、最後にあんこちゃんがぽろっと倫也に対して好意的なセリフをいいそうになったことに対し
「私、いま、何をいおうとしてたの!?」
みたいな少女漫画オチになってて、

「えっ、恋しちゃうの!?」

と、思った・・・。

今回はそこがメインになってる? いや、おばあちゃんのラブレターの真意の謎解きがメイン??
そこらへんが、前作ほどインパクトがなかったんだよね。
いやいやほんま、児童書やから、このくらいのアッサリさで充分か・・・(笑)。


それにしても、ますます和菓子のとりこになりそう。
「和菓子は五感でいただく」
っていうのに、
「ははあ・・・!」
と、思った。

日本古来のものは四季と切り離せないんやろうなあ。
それぞれの季節を楽しむというのが大元にある。そういう風流さって憧れるけれど、たぶん、不便なんやろうな。
暑かったり寒かったりだけでもあちこち文句をいいたくなるもの(笑)。

文句をいうとらんと、それはそれで楽しもうという精神があったんやろうね。
今の私にはそんな余裕がなくて申し訳ないけど、まだしばらくはそんな余裕もないやろうな・・・。

その点、洋菓子はほんまにどうなんやろう。
それなりに季節感もあるんかな。洋菓子の本も読んでみたいかも。


マリエちゃんもいうてたけど、お茶の席で和菓子しか食べないけれど、和菓子とコーヒーって案外合うもんな。
お茶菓子が和菓子じゃなくてもいいのかもしれん。
・・・が、和菓子しか出てこないことに何かすごい理由があるのかもしれん。
わからん(笑)。


しかし、面白いんやけど、昨今の児童書ってなんでこんな登場人物の年齢が若いんやろう(笑)。
この話も小学生やねんね。高校生やったら違和感ないのに~。
せめて、中学生・・・。

対象年齢が小学生やから登場人物も小学生にしてるんやんね。そのほうが親近感があるもんね。
わかってるよ。わかってるけども!!

私は自分が小学生のときにこういった本は読まなかったので(そもそもこういう話があったのかなあ1980年代・・・)、ここまで読み手を意識して、わかりやすく、楽しくなるように考えられた本は優しいなあと思う。
子どもに対してわかりやすく面白いように作られている本がこんなにあるのに、ほんまに子どもの活字離れってあるんかな。

(2016.10.23)

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2017年01月01日

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