【感想・ネタバレ】半グレ―六本木 摩天楼のレクイエム― 9のレビュー

山本隆一郎 / 草下シンヤ

「環状連合」に宣戦布告した「インペリアル」の最高幹部たち。研ぎ澄まされた空気。張り詰めた静寂。約束の聖地に集う三人の男たち。かつて“東京三傑”と呼ばれた乙矢（環状連合トップ）と加藤（インペリアル頭）とケニー（堅気の建設業）による頂上会談が決裂し、事態は絶滅戦争へ……。いっぽう、真は抗争の裏でゆらめく味方幹部の裏切りの事実を知る。乙矢による彼らへの“狂気粛清”を回避すべく、真は単独行動に出る…。だが、そこには敵の頭脳派幹部・神原が仕掛けた非道な罠が……。過去に埋もれた「環状連合」誕生秘話と乙矢の子供の悲劇。その衝撃の“真相”も克明に描かれる！ 加藤、神原、そして…ケニー。それぞれの夢の跡と過去の呪縛も明かされ、それらが交じり合い、物語は予期せぬ展開へと加速してゆく―――全編緊張のハードコアな最新第９巻ッ!!!

[ミンネ · ★★★★★]

キャストが増えた

かなりキャストが増えた上に、名前だけの登場が二人。どういった人たちなのか気になります。それにしても若い頃の因縁、乙矢と加藤の関係性が巧み。また仲裁に入るケニーがとても良いです。どうしても決着つけなければならないのですね。一方、乙矢と真は超える超えない、の関係ではなく、ずっと良い関係でいてほしいです。まさか、乙矢が加藤との戦いに敗れ、命を賭して守る連合を真が引き継ぐ？

＃カッコいい ＃ダーク