【感想・ネタバレ】科警研のホームズ 絞殺のサイコロジーのレビュー

あらすじ

未解決事件に、元科警研のエースがふたたび挑む!
大人気! 警察×科学捜査ミステリー

知念実希人さん(作家・医師)推薦!
「闇の底深くに沈んだ過去の未解決事件に最新科学の光が降り注ぎ、驚愕の真相が照らし出される様が美しい」

東啓大学理学部に新たに開設された寄附講座『科学警察研究講座』。
科学捜査に関するテーマを扱うというその講座に配属された松山悠汰は、科捜研から派遣されてきた研究員・北上の指導のもと、同期の藤生と協力して実際の未解決事件の捜査に携わることに。
松山たちが行き詰まったとき、かつて「科警研のホームズ」とまで称された講座責任者の土屋准教授が、驚くべき洞察力と推理力を発揮する!

(目次)
『科学警察研究講座』で扱われる四つの未解決事件

第一話 悲劇を招くアヴォケイション
未解決の強盗殺人事件。空になった金庫の扉に付着した絵具は何を意味するのか。

第二話 転落のケミストリー
前夫と後夫を立て続けに転落死で失った女性。二つの事件は保険金殺人なのか。

第三話 隠匿されたデッドリー・ポイズン
密室状況の屋敷で死亡した老人の体内からは、高濃度のヒ素が検出された。

第四話 絞殺のサイコロジー
十四年前、当時三歳だった藤生の弟が公園で殺害された。犯人はまだ捕まっておらず……。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

学生とホームズの間にうまくサポート役がいてバランスが良い。それにしても身内の事件を扱うのはどうかと思う…。

0
2022年06月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

科学警察研究講座に配属された主人公達が北上、土屋准教授と共に未解決事件を捜査する話。

前作までの三人組から時が進んで新たな面々で進む。北上くんが更に冷静でプロ感ある人に成長してて感慨深い。

主人公?の松山は主体性が無さすぎて序盤割とイラッとくるキャラ造形。

相変わらず展開はご都合感少しあるけど専門的な話でも割とスっと読めるのは良い。

一作くらい中編〜長編でガッツリ読んでみたいな。

個人的には前作のが好き。
その後とか匂わせ位あるのかと思ってたら無かった笑

0
2025年09月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

今度はそうきたか!
科警研分室の3人のその後が語られるかと思ったら、今度は東啓大学に新たに開設された「科学警察研究講座」の大学生2人のお話。
土屋准教授は相変わらずのマイペースぶりで、なんと、北上さんが学生の指導を。
北上さん、成長したねーなんて気持ちになりつつ。

代金を箪笥預金していた老人宅の強盗の行方
「悲劇を招くアヴォケイション」
2度の転落事故で夫を失った女性、事故なのか事件なのか「転落のケミストリー」
金貸の老人は何処でどうやってヒ素を取り込んだのか「隠匿されたデッドリー・ポイズン」
公園で絞殺死体で発見された少年を殺した犯人とは「絞殺のサイコロジー」

海外ドラマの影響で何となく講座に参加した松山、何かを抱えて事件解決に必死になる藤生。
対照的な2人が事件を通してだんだんと視界が広がっていくのが清々しい気持ちになる。
自信無さげな松山が自発的に動くようになって、頑なな藤生が少し自由になっていくような。
最後にホッと息をつく。
事件解決だけでなく、指導者側視線にいつの間にかなってるっているのかも。

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2023年04月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

今回はガラッと雰囲気が変わって大学がメインの舞台に。 前巻までより読みやすくなったかなという印象。第二部的な感じなのかなと思いつつ読んだ。全体的にそんなに重苦しくない、殺人ではない事件の調査で、気軽に読んでいたら最後だけヘビーだった。

0
2021年12月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 科学捜査をテーマにする講座が新設され、学生の松山と藤生が選ばれた。科捜研から派遣された北山の指導の元、未解決事件の捜査をする事になり…

 科警研のホームズこと土屋の指摘は勿論だけど、松山の視点も中々で良い人材になりそうです。
 そして、松山の同期の藤生の過去。真相が切なくて、後味はあまり良くなかったです。でも、真相を乗り越えて前へ進めそうでホッとしました。

 他のシリーズに比べて専門知識の説明が高度で、そこが難解ですね。

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2021年07月23日

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