あらすじ
元劇作家にして大学教授。
異色の私立探偵・呉誠(ウー・チェン)が帰ってきた!
風光明媚な〈台湾のベニス〉淡水で、20年前に容疑者死亡で幕を閉じた
連続殺人事件の真相に迫る。
台北国際ブックフェア大賞、翻訳ミステリー大賞、ファルコン賞などを受賞した
『台北プライベートアイ』待望の続編。
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Posted by ブクログ
いやー面白かった!二十年前の殺人事件のことを調べていたら真犯人が分かって逮捕に至り、それで終わりかと思いきや別の事件の真相も明らかになるという話。最後まで楽しめました。
Posted by ブクログ
前作の内容をほとんど忘れたころになって読むことになった。複数の事件を並行して扱い、彼我の進展が交互に現れるおかげで、やきもきしながらテンポよく進んでいくという珍しくも楽しい体験ができた。主人のパニック発作の話もあり、彼自身もひとつの謎として展開を面白くしている。
他にも気持ちのいい登場人物が多いおかげで、読み進めるのが楽しかった。クライマックスの悪人対決は三頭の蛇などと述べられているが、高慢ながら同情の余地もある弁護士氏が生き残れたのは素直によかったと思う。
ところであとがきに「三作目は主人公をダークサイドに落とす」などと書かれていたのだが、なにそれこわい。
Posted by ブクログ
2026年の1冊目は、紀蔚然の「DV8台北プライベートアイ2」です。長らく積読状態でしたが、年末年始の時間が有る今こそ、読み時と判断しました。ずっと読みたいと思っていた中の1冊です。
台湾発のネオハードボイルド・スリラーです。舞台は、台湾の淡水。主人公は、私立探偵の呉誠(ウー・チェン)です。呉誠は、鬱病とパニック障害を患っています。そして、鬱病とパニック障害が、事件解決の鍵を握っています。その為、呉誠の症状についてが、精神内の部分含めて、大きく割かれて描写されていますが、個人的には、ちょっと苦手でした。
事件の中にもう1つ事件が隠れていたという構図自体は、面白いと思いますが、一緒にまとめる必要はなかったのではないか、又別の話とした方が良かったのではないかと思いました。
淡水の町の描写は、素晴らしく、呉誠の恋愛も綴られて盛り沢山の内容です。
「人生では、すべての人が主人公であり、脇役だけを演じる人はいない」呉誠の思考の1節です。
☆4.5