あらすじ
愛ゆえに、人は。
『流浪の月』『滅びの前のシャングリラ』本屋大賞受賞&二年連続ノミネートの著者が描く、家族の物語。
すみれ荘のその後を描く「表面張力」を収録した完全版。
下宿すみれ荘の管理人を務める一悟は、気心知れた入居者たちと慎ましやかな日々を送っていた。そこに、芥と名乗る小説家の男が引っ越してくる。彼は幼いころに生き別れた弟のようだが、なぜか正体を明かさない。真っ直ぐで言葉を飾らない芥と時を過ごすうち、周囲の人々の秘密と思わぬ一面が露わになっていく。
愛は毒か、それとも救いか。本屋大賞受賞作家が紡ぐ家族の物語。
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Posted by ブクログ
とっても面白かったです!のんびり日常系かな?と思って油断していたらいつの間にか人間関係のもつれに飲み込まれている感覚がとても楽しかったです。あとがきに出てくる「普通ってなんだろう」という感覚は自分の中にもずっとあったものでした。作者さんの作品を好きだなと思う理由がその言葉に詰まっているように感じました。もっと他の作品も読んでみたいと思います。
Posted by ブクログ
青子ーーーーー!!!!
わたしなら絶対許さねーーーー!!!
すみれ荘という下宿屋で繰り広げるほっこりハートフルストーリーでは無い。
人それぞれ大なり小なり表と裏の顔があったり、割り切れない部分があるんだよ、という人間を描いた物語。
どうしても青子のことが許せなくて、というか、あの章自体が解せなくてもやもやしてしまった。
血液検査したら絶対わかるはずなのになんで病院で見過ごされ続けたんだ?こんなにもずっと?自分の人生犠牲にされたのに……と勝手に悔しくなってしまっているが、物語自体は面白かったです!!
Posted by ブクログ
ミステリーではないけれども、ミステリーと思わせるようなドキッとする場面や、騙された!と思う場面がいくつかあり面白かったです。
どんなにいい人に見えていても実際に何を考えているかはその人にしか分からないんだなあと思うことばかり…。
若干人間不信にもなりそうな内容があるので、読もうとされてるい方はご自身のコンディションが良い時に読むことをお勧めします。
Posted by ブクログ
3.8くらいかな。
重かった、良い人かと思ったらそうじゃなかったり、逆もあったりで、中々色々深かった。小説の内容のところだけは嫌だったけど、最後に書いた小説を読んでみたい。
愛は怖い
他人から故意に人生を悪い方に仕向けられるって…ほんとうにこわい。
すずらんを挿していた水でって、子供の頃に夾竹桃が毒だと教えられたことを思い出しました。