あらすじ
慶長五年、関ヶ原の戦いで西軍に与した真田昌幸・幸村父子は敗北し、高野山に蟄居となった。幸村に同行する妻・竹姫と子供たち。だが、高野山は女人禁制の地。妻子は夫と別々に暮らさなければならない。帰るべき実家を失った竹姫たちを待ち受けていたのは、過酷な日々であった。――綿密な取材と厖大な史料を駆使し、戦国武将の妻の視点から描いた長編歴史小説!
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大河ドラマ「真田丸」のDVDを見たので、もう少し真田幸村について読みたくなり、購入。
時代背景は、関ヶ原の戦いの少し前、幸村が兄信幸と犬伏で別れ、父昌幸と共に上田城で徳川秀忠の軍を打ち破るところから、
幸村の正室竹姫の視点から大阪夏の陣での幸村の討死の少しあとまで。
九度山での生活が多かったかな。
幸村の長男大輔が14歳で豊臣と運命を共にし、切腹するエピソードが悲しい。