【感想・ネタバレ】真田幸村の妻のレビュー

あらすじ

慶長五年、関ヶ原の戦いで西軍に与した真田昌幸・幸村父子は敗北し、高野山に蟄居となった。幸村に同行する妻・竹姫と子供たち。だが、高野山は女人禁制の地。妻子は夫と別々に暮らさなければならない。帰るべき実家を失った竹姫たちを待ち受けていたのは、過酷な日々であった。――綿密な取材と厖大な史料を駆使し、戦国武将の妻の視点から描いた長編歴史小説!

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大河ドラマ「真田丸」のDVDを見たので、もう少し真田幸村について読みたくなり、購入。
時代背景は、関ヶ原の戦いの少し前、幸村が兄信幸と犬伏で別れ、父昌幸と共に上田城で徳川秀忠の軍を打ち破るところから、
幸村の正室竹姫の視点から大阪夏の陣での幸村の討死の少しあとまで。
九度山での生活が多かったかな。
幸村の長男大輔が14歳で豊臣と運命を共にし、切腹するエピソードが悲しい。

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2024年02月09日

Posted by ブクログ

大谷吉継の娘・竹姫のお話。
真田太平記とかその他の作品で出てくる彼女は、おっとりしていて儚げでもの静かな印象が多いですが、この作品の彼女はしっかり者のお姉さん・したたかな女性、という印象を受けました。

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2010年04月09日

Posted by ブクログ

意外に知られてないけど
幸村さんには愛人が結構おりました。
これは(表向き)大谷吉継氏の娘であり真田幸村の正妻だった竹林院という女性から見た真田家と幸村のお話。
九度山に配流され、特別蓄えがあったわけでもない小さな大名の次男では、台所事情も相当厳しかっただろうと予想される中、
正室故に姑や義理の父、側室、そしてその娘さんへの気の使い方等、苦労が絶えない事が伺い知れる。
幸村が死んでからのが、穏やかで恵まれた生活ができたように思えるのは自分だけかな?

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2010年02月12日

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