【感想・ネタバレ】太平天国(四)のレビュー

あらすじ

理想の「国」づくりを破綻させた、人間の心の闇を描く傑作歴史長編、完結。激しい内紛で一場の夢と消えた「国」――太平天国上層部の腐敗は進み、激しい内紛の末、東王、北王が粛正され、精強を誇った大軍も弱体化した。新興貿易港・上海に生じた英仏連合軍を抱えた政府軍は、猛反撃に転じ、天王・洪秀全は死を選んで、天京は陥落した。理想を掲げながら、権力への野望に滅んだ、太平天国の光芒を描く、傑作歴史長編、完結。<全4巻>

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Posted by ブクログ

阿片戦争以後の清朝の歴史を知りたくて読んだ。日本の幕末期に中国では何が起きていたか。東アジアの現代史を理解する上で、陳舜臣の小説は面白く価値がある。2、3巻が冗長で読み辛かった。良い知識補充になった。

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2018年10月26日

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