あらすじ
『聖剣の子』リュードと『聖杯の娘』ローゼリア。二人は古くからの言い伝えにより婚約関係にあった。ローゼリアは幼い頃からリュードを慕っていたが、あるとき彼が自分のことを「煩わしい」と話しているのを聞いてしまう。ひどくショックを受けたローゼリアは精霊に頼み、リュードへの想いを心の中に作った箱へ閉じ込めて二度と開かないように鎖で封をする。その鎖は相手にしてもらいたかったことが叶わない限り切れることがない。しかし想いを封じたローゼリアを前に、今度はリュードの様子が変わり……「君を、愛している」──今までの彼からは考えられない甘い言葉と行動に、鎖はひとつずつ切れていくが、彼への想いが戻る気配はなくて……?
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ヒーローがクズ‼️
お話自体は面白かったです。中弛みも無く一気に読めますが、ヒーローが度クズ‼️悪役は王女ではなくヒーローです。ヒロインの恋心に胡座をかいて10年も蔑ろにしておいて、いざ棄てられそうになったら底の浅いプレゼントや謝罪、どうせ許してくれるだろうって思惑が透けてみえる、愛の言葉も拒絶されると、拉致、監禁、強姦、それも薬を使って計画的に!伝説の婚約だからヒロインの心を疑うって、条件ヒロインも一緒だからな!弁解の余地もなく100%自業自得、ヒロインは恋心を封印してからの方が幸せそうで恋心を取り戻したいとも思ってないし。
最後は命懸けの泣き落としでヒロインの心を取り戻しますが、一度命助けたくらいでチャラには出来ないクズっぷりです!
結局煩い発音への謝罪は無し!でも人間、心底思ってない言葉は出てこないものだし、言ったことよりヒロインにバレたことの方がショックみたいだし、調子乗ってたし、結構あちこちで言ってそう。そりゃ兄ちゃん怒るわ💢
性格なんて変わるもんじゃないし、最後まで自分本位だし。
これヒロインにとってハッピーエンド?不幸へのデスマーチではなく?
ルーカ様の出番も近そうです‼️
聖杯
このヒーロー普通にクズ。
ヒロインが一生懸命なだけにヒーローへの憎しみが募る。
だからといってヒロインに感情移入できるかと言われるとそういうわけでもなくて、思いを封じるというあたりは面白いと思ったんだけど、総合的にあまり好きな感じではなかった。
設定は面白かったけど
切ない片想いとかが好きなので試し読みで面白そうと思ったけど、話の真ん中くらいから興醒めし続けでした。
結果的にはよかったのだとしても、意識を失わせて閉じ込めて、正常な判断ができないようにさせて致すのにドン引きしました。ヒロインが可哀想じゃねえか!
本当にヒーローのキャラがぶれてるというか、行動理念がしっかりしてなくて、作り込まれてない印象を受けてしまいました。そうはならんやろって何度も突っ込んでしまった。