【感想・ネタバレ】エリア88 7のレビュー

あらすじ

空を飛ぶ戦いの最中、想い馳せるは故国――。大手航空会社のパイロット訓練生・風間真(シン・カザマ)は親友の神崎悟と共にパリでの研修訓練を終了し、帰国後にパイロットとしての第一歩を踏み出すことになっていた。社長令嬢・津雲涼子との交際も順調でその将来を嘱望されていたシンだったが、神崎の策略により傭兵部隊入隊の契約書にサインをさせられてしまう。激しい内戦の続く中東・アスラン王国に入隊したシンが配属されたのは、作戦地区名「エリア88」と呼ばれる傭兵部隊で構成された空軍基地だった。この基地から除隊するためには、高額の違約金を払うか、契約満了まで生き延びるかのみ。シンは違約金を稼ぐため、ザク・ヴァシュタール国王率いるアスラン政府軍の傭兵として、ザク国王の実兄であるアブダエル・ヴァシュタールは率いる反政府軍と血みどろの戦いを繰り広げることになる。戦いのさなか、シンはエースパイロットとして頭角を現し、報奨金を稼いでいくが、次第に傭兵稼業に染まっていく……。作者の代表作にして一時代を築いた名作エア・コンバット・アクション・ロマン、電子書籍として装いも新たに登場!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

命を賭して砂漠空母に攻撃をしたキャンベルだが、もうちょっとのところで成功しないというのが辛い。
グレッグが有り金を全部出してでも最新鋭の機体を手に入れて
仇を取ろうとするところが恰好良かった。

自分の国だからと言って、祖国への愛がなければ
外国に売り飛ばして金を得ようとする。
あり得ないと言いたいところだが、現実では確かにそうもいかない。

リシャールの話をしながら、
「世の中全部の問題が、愛情で片づくとは思っちゃいないが、
愛情ぬきで片づく問題も、 おそらくないんじゃないか?」
と言うのがミッキーらしいと思う。
マッコイによってリシャールが助けられた時、
出撃よりも優先して献血しようとするミッキー。
何もおまえがやらなくてもと言うシンに、「わけはあとで話す」と言う。
その言葉だけで察してくれるシンも恰好良い。

グランド・スラムの作戦、よく思いつくものだ。
一度は成功したかに思えたが、時間をかけて岩を突き破ってしまうミサイル。
本当に厄介な武器だ。

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2021年04月25日

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