【感想・ネタバレ】Vivy prototype 1巻のレビュー

あらすじ

テレビアニメ「Vivy:Fluorite Eye's Song」の原案小説が刊行開始! 長月達平と梅原英司のふたりが、少女A.Iが巡る100年の物語を描く。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

『プロローグ』
P9 松本修が、たぶんAIマツモトを起動。

『AI命名法』
相川議員を守って法案成立。
モモカは見殺し。
のちのトゥアク幹部の垣谷は逃亡。

・ヴィヴィをはじめAIの描写が擬人化を徹底して排するという念の入れよう。目=アイカメラな感じ。
その割に、感情豊かなので違和感しかない。

『落陽事件』
宇宙ステーション「サンライズ」落下を阻止できず。正史だとAI(エステラ)の仕業になってるけど、修正史ではどうなるかは不明。

ここらから、設定がガバガバ感
・宇宙ステーションを艦と称するのを主として、ときどき船と表記する表現揺れ。ちなみに軍艦要素は皆無。
・ルクレールは保安や貨物と関係ないAIなのに、なんでテロリストの「引き込み」ができる?
・宇宙ステーションの制御系。陽電子脳が複製不可能なので、これを認証要素にして安全性を担保している設定。これが突破された謎をミステリーにしているかと思うのですが、双子オチ。二要素認証にしておけと。
あと、どうせい双子なら、オーナー兄弟も双子にしておけと。

たぶん、「評価が低い」と思うので、その理由。
プロットはおもしろいです。モモカ、ユズカ。垣谷の連続出場といったイベントのつなぎ。

著者は考えたことは全部書き込まないとすまない性分なのか、描写がくどくてスピード感が欲しいところで削がれます。冗長だし。5分で済むところを「バラエティ」の名前で40分かけるテレビ番組みたいな感じ。
それでも、P335からエリザベスが起きたところからは、泣きそうになりました。
同時に初期化って設定だったのに、結構記憶あるのね、とも思ったけど。

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2021年11月18日

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