あらすじ
幼少期のしんどい母子関係から、自己肯定感が低くなってしまい、「自分が嫌い」という気持ちを抱えて生きてきた著者。その感情を手放すべく「小さい頃の自分が親にして欲しかったこと」を一つ一つ実践してみたら、心が少しずつほぐれていって――。「人は誰かを許さないままで幸せになってもいい」。数多の共感を呼んだ感涙エッセイ漫画。
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Posted by ブクログ
10話の母親から離れるきっかけを作ってくれた先生、友達に悪意ないことを言われ傷ついていた時に優しくしてくれた夫が当時するお話はウルッときました。
冊子をめくるまで気が付きませんでしたが、漫画形式なので気軽に読める本だと思います。
Posted by ブクログ
私は作者ほど大変な家庭だった訳ではないが、重なるところも色々あって読んでて結構うるっときた。
私はインナーチャイルドという概念を知りつつも、今まで小さい頃の自分とがっつり向き合ったことはない。
昔と比べてだいぶ生きやすくなってはいるけれど、小さい頃の私は今も私なりのしんどさや傷を抱えて何かを訴えかけているのかもしれない。
振り返ってみて気づいたのだけど、私はこの本を読んだときに初めて小さい頃の自分を抱きしめるイメージを持つことができた。
今まではずっと抱きしめてくれる誰かを求めていたから。
抱きしめる側になるのも悪くない。
なんだかとても落ち着くし、何より他人を必要としないのがいい。
とりあえず子供のころやりたかったけどやれなかったことを書き出してみようと思う。
小さい頃の私の声をちゃんと拾い上げて満たせるようになれたらいいな。