あらすじ
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とわと森太郎、それぞれが選んだ未来は!?
変わらぬ日常を送るとわと森太郎だが、ある日とわが体調を崩してしまう。天使は病気にならないはずなのに、羽根も出せなくなってしまった、とわ。その事態を重く見た神様から、天界に帰ってくるように言われ…。二人の同居生活の結末は!?天使と高校生の同居ラブコメついに完結です!
(C)2025 matoba
一人暮らしの男子高校生・徳光森太郎。自宅のベランダで彼が出会った女の子は…天使のとわちゃん。
人間のことを知るために人間界に降りてきた女の子と普通の男子高校生が同居するラブコメディです。
表紙のとわちゃんに惹かれ読んでみましたが、期待を上回る可愛さ!それに加え天界から降りてきたということで世間知らずで天然。絵も綺麗でとても癒されます!
2人のほのぼのとしたラブコメかと思いきや、森太郎のバイト仲間のクールビューティー・和泉さんも何やら変わっている子で…
他にも森太郎のことをずっと想っている乙女なクラスメイトがいたりと、主人公の周りに女の子がどんどん集まるハーレム要素もあります。
登場人物がみんないい子で癒されつつちょい色っぽいシーンもあるラブコメディです!気になった方はぜひ読んで見てください!
感情タグBEST3
とわさんに異変が……
マリちゃん叔母さんの取材や仕事とかは相変わらずのようです。この巻になって2年目の夏になります。
風邪で森太郎君がダウンして、病院に行く話などもあって、とわさんが天使の羽を出して添い寝で温めてくれる話がとても良いです。家庭菜園の野菜なども料理に使っています。
ただ、その彼女も体調に異変が……みはねさんが使いに来て、いったん天界に帰りますというのが切ないです。体調を崩したのはどうやら天使も風邪をひくからだったようですが。
経過観察をしつつ、引き続き地上にいて良いと許しも出たので、とわさん、森太郎君と結婚するのでしょう^ ^ お幸せに。
ハッピーエンド
ゆるふわで、最後も普通に帰ってきたけど、常に暖かな話で癒された。
これからのトワたちも幸せでいてほしい。
Posted by ブクログ
ここで最終巻か…。もっと長く続けられそうなお題だっただけに少し驚き
ただ、そう捉えると前巻のリリーシュカ回や本巻のマリ・鬼田回やつむぎ・のえる回に表れるように、終幕へのソフトランディングは行われていたと言えるのかもね
てか、初期と比べて、つむぎとのえるは本当に良い関係になったね。のえるは友達を欲して森太郎と妙な感じになりかけて、それをつむぎが気にする様子も少し見られたけど、つむぎがのえるの家を訪れて大学進学では同じく東京を目指す間柄になるなんて、初期の頃には想像もしていなかったなぁ
二人共良い友人関係になっているね
最終巻は突然訪れたわけだけど、一区切りへの伏線は41話の時点で張られているね
森太郎ととわが同居を始めて1年以上、その間に森太郎が体調を崩さなかったのは偏にとわのお陰と気付くシーンからはとわと暮らす事で森太郎が幸福を得ているのだと実感できるようものと思えたな
一方でとわの側は森太郎の不調に対して自分に出来る事が少ない、つまり幸せにしてやれていないと悩む様は印象的
彼女は別に元から万能の存在というわけではなかったけど、森太郎の実感と比してとわに届ききっていないものがあると察せられる
ただし、とわは何も森太郎だけを眼中に入れているわけではない。つむぎ達との交友関係も大事にしている
それだけに大学進学を機に今の仲良しグループが離散してしまうかもしれないという話は彼女には驚きの話では有ったのだろうな
とわは森太郎と一緒にワンルームで暮らしていて、つむぎ達も近くに暮らしているからあまり想像していなかった、場所の遠さは離れ離れになるきっかけかもしれないというのえるの悲しみはとわには無かった考え方
だとしたら46話から始まる離別へ向けた話は森太郎ととわが様々な意味でお別れするかもしれないと寒々とした実感と共にやってきたと言えるね
とわは地上に居すぎると衰弱し消失してしまうかもしれない。けれど森太郎が天界へ行くなんて出来やしない
互いを想うならお別れが最適解の状況。答えが判っていながら両者がすぐに認められないのはそれだけ互いから得た幸福感が掛け替えのないものだとも判っているからか…
その状態はとても不安感が満ちているもの。温和な関係を築いて来た森太郎ととわがまさか言い合いするなんて思わなかったなぁ…
それだけ二人共みはねの提案を受け入れ難いという事なんだろうけど
と、それなりにシリアスな調子で展開していたのに原因がまさかの風邪ってずっこけてしまうようなオチだな…。いや、とわが体調を崩した経験が無かったから仕方無いのかもしれないけどさ
大禍は去った。けれど、とわが不安定である事は変わりない。だからとわが天界に帰らなきゃならない事情も変わらない
森太郎ととわが47話終盤では今生の別れとなる可能性を判っていて、それでも別れを受け入れられたのは体調が回復して希望を信じられるようになったからかな…
またもやシリアスな調子で最終回へ……と感じていたのに、変わらずシリアスブレイカーな感じであっという間にとわが戻って来る展開には安心感すら覚えてしまうね
変わらず二人の暮らしはワンルーム。けれど一度別れを経験したから改めて互いを幸せにしたいと願えるようになった
とわは強い希望を天界へ出す程に森太郎の隣にいる事を願い戻ってきた。それと同じくらい森太郎とてとわを幸せにしたいと願い誓いの言葉を発した
それは幸福とは何か?という点に対する二人なりの答えと言えるのかもしれないね
二人のワンルーム暮らしを見られるのはこれで仕舞いだけれど、森太郎ととわが互いを幸せにし合う未来を確信できつつ、オカ研の交友関係が続いている事に安堵もできる
そのような終幕だからこそ、彼女らの幸せはこれからも続いていくのだろうと温かく想像できる良い最終回と思えましたよ