【感想・ネタバレ】デイジー・ミラー(新潮文庫)のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

表紙のジョン・シンガー・サージェントの絵に惹かれて、完全にジャケ買い。
元々海外文学に苦手意識があったため少し迷ったが、あらすじの内容と帯の「誰が彼女を殺したのか?」という文句に心を奪われ購入を決めた。
結果、読みやすくはあった。
時代や文化背景を知らなすぎることを痛感はしたが、そういうのなしにしても楽しめた。

彼女が何を思っていたのか、結局最後まで彼女の口から語られることはなかった。それでも、ウィンターボーンには伝わったのだろうと思う。
失ってから気付く、本質が見えるという典型的なパターンのように思えるが、単純に悲劇だとは言えないような気もする。
難しい。
これを機に、海外文学にどんどん挑戦していきたい。

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2021年07月06日

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