あらすじ
青年はレマン湖畔の美しい町で運命の美女デイジーと出会い、一目で恋に落ちる。その奔放なふるまいは、保守的で狭量な人々からは嫌われていたが、青年は彼女のあとを追うようにして、マラリアの猖獗するローマへと向かう。婚約者と思しき男を紹介され、さらに翻弄されるが、二人の恋路は思いもしない衝撃的な結末を迎えるのだった――。ジェイムズの名声を高めた傑作中編、待望の新訳版。
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Posted by ブクログ
「ねじの回転」で有名なヘンリー・ジェームスの作品。
奔放な女性と、その女性に淡い恋心を抱く青年との交流が描かれる。
アメリカとヨーロッパの文化や男女観の違いを交えながら、二人の恋の行末が描かれる。
のだけど。
男性側からしたら、最初はその気にさせておいて、違う男と仲良くなる姿を延々と見せられる、結構な地獄という笑
男女観も古くて違和感しかないし。
そして何よりも。
帯の「誰が彼女を殺したか」は、本当にその文句でいいのかという。。。ミステリ要素皆無だし。。。
Posted by ブクログ
表紙のジョン・シンガー・サージェントの絵に惹かれて、完全にジャケ買い。
元々海外文学に苦手意識があったため少し迷ったが、あらすじの内容と帯の「誰が彼女を殺したのか?」という文句に心を奪われ購入を決めた。
結果、読みやすくはあった。
時代や文化背景を知らなすぎることを痛感はしたが、そういうのなしにしても楽しめた。
彼女が何を思っていたのか、結局最後まで彼女の口から語られることはなかった。それでも、ウィンターボーンには伝わったのだろうと思う。
失ってから気付く、本質が見えるという典型的なパターンのように思えるが、単純に悲劇だとは言えないような気もする。
難しい。
これを機に、海外文学にどんどん挑戦していきたい。