【感想・ネタバレ】フールナイト 7のレビュー

期待の新人が放つ本格SFマンガ!
ぶ厚い雲に覆われ陽が差さなくなった遥か未来の地球。ほとんどの植物が枯れ、人類は「酸素不足」と「貧困」といった二つの問題に直面していた。そんな時、人類は「転花技術」という「人を植物に変える技術」に希望を見出した。この手術を受けた者は、約2年間の歳月をかけて徐々に植物へと変化していくが、その代わりに国から一千万円の補助金が下りる制度となっている。生きる希望も見いだせぬような世界で、主人公の神谷十四郎(かみやとうしろう)は、自ら転花技術を受けることを望むが…。
読めば緻密に作りこまれた世界観と設定に感銘を受けること間違いなしです!この作品では、「貧困」と「酸素不足」といった現実味のある問題を軸に、国民と国の対立がリアルに描かれております。また、そこに「転花技術」と呼ばれる非現実的かつ斬新な設定が上手く絡められており、読んでいて「本当に将来こんな世界になってしまうのではないか?」と感じるほどのリアリティのある内容となっております。
こちらの『フールナイト』、SF好きの方は是非ご一読ください!

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

ネタバレ 購入済み

ついに日笠と九大博士の本拠地へ。
電車の中の手に汗握る戦いに興奮したと思ったら、アイヴィーの過去で一気に気持ちがズゥゥンとなった…悲しすぎる…。でもそれが物語のものすごいキーになっている。作画もストーリーも圧倒的すぎる!!

#切ない #ドキドキハラハラ #ダーク

0
2023年09月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「知識と想像力が不幸を遠ざける。人生を豊かにする」。貧すれば鈍す…だけど、知識と想像力とは?というところまで格差が進んでしまうのか、と暗澹とした気持ちになります。
トーシローが見たムクルの記憶と慟哭と、ラストの笑顔も胸に刺さりました。九大博士も白いお兄さん(トーシロー)も、ムクルにとっては妹の次に光なんだろう。
遂に出てきた九大博士のマッドサイエンティストさがすごいな…人を人と思ってないけど、だからこそやれる事やれる人なんだろうなぁ。

0
2024年04月21日

「青年マンガ」ランキング