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すごい
発達障害の診断を受けた作者の、日々の工夫や工夫をしないように諦めたことなどのレポまんが。40代でまだこの感じであることに親近感を覚える。。
Posted by ブクログ
発達障害を抱えていることが判明したカレー沢薫さんが「まし」な生活を送るために試行錯誤を繰り返すエッセイコミック。
発達障害・発達障害グレーゾーンの度合いは人によって違うため、困り感は共通しているけれど、その原因は人それぞれ異なる。
作者の困り感の描写も「分かる分かる!」と「言っていることは分かるけれど、流石に自分はそこまではいかない!」を繰り返しながら読み進めた。自虐と開き直りが最早清々しい。
ある生活の工夫や考え方の転換を実践して、三歩進んでは三歩戻り、また別の方法を試してみて、とすんなりと進んでくれない。
そこにもどかしさを感じつつも、発達に凹凸をもつ人の実際の試行錯誤もすんなりといかず、一筋縄にいかないのだと思わされる。漫画だからうまくいくわけではないのだ。
まさに「生き様を生々しく記したコミックエッセイ」
本書では、発達障害系エッセイコミック界隈(?)で話題になりやすい「理解のある彼くん問題」に踏み込んでいる。
理解あるパートナーがいることで全ての問題が解決し、精神的に満たされるわけではない。
近い関係だからこそそこに問題が生じたり、理解のある彼におんぶに抱っこでは自立ができないという話は当事者だからこそ、レビューで非難を受けた作者だからこそ描けているところだと思う。
そこを描いてくれて、なるほどなと思った。
スケジュール管理が苦手としている作者にこそ、このシリーズを長く続けてほしいと願っています。
Posted by ブクログ
私自身は発達障害の診断とかは受けていないですが、描かれているやらかし事例や苦手事エピソードにちょくちょくあてはまる事や思い当たる事が。自虐気味だけどユーモラスな内容で、工夫して乗り切っていかなきゃと思わせてくれる。次巻も楽しみです。