あらすじ
ジョブ型、テレワーク、DX対応、副業、SDGs対応など、山積するHRの課題の解決策を提示。
「ジョブディスクリプション記入フォーマット」付き。
超ジョブ型プロフェッショナルを育成し、ビジネスモデル革新を支える人材を取り込む。
HRの究極的な目標は「どこにでも行ける人がウチにいる」という状態にすることではないかと私は考えています。(中略)この理想的な人材である「どこにでも行ける人材」を本書では「超ジョブ型プロフェッショナル」と呼ぶことにします。それは与えられたジョブをこなすだけの人材ではなく、ミッションと目標をしっかり認識して、自分のジョブを自分で定めて、自ら成長していく人材です。(第3章より)
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Posted by ブクログ
人事目線の社内制度改革の課題、施策、マインドなどを説いているが、雇用の動向トレンドや目指すべきキャリアについて分かりやすく人事以外の職でも得るものはあると思う。
Posted by ブクログ
本書の構造としては「ジョブ型」のワードを体良く使い、HRを取り巻く課題各論を述べ、筆者が考えるあるべきHRの姿を説く本である。
「自分のジョブディスクリプションを書けない部下」について言及されているのは数ページであり、
実態は「ジョブ型」をダシにして、各課題の整理をしており、「ジョブ型という方法論が処方箋として妥当なのか、整理から始めるべきでは」というメッセージを感じる(ここは筆者に同感)
そのためジョブ型導入について、事例を知ろうと手に取った方にはおすすめ出来ず、一方で上からジョブ型ありきで検討をさし迫られてる人には刺さる部分があるのかも、、?
各論には納得感はあります
個人的には筆者の信念を通じて、HRは働く人と経営が考える方向とのすり合わせと、誠実に働く人の行いを強化する機能だなと再認識しました