あらすじ
【イラスト付き】 【先天性獣化症】というめずらしい症状のため、狼のような姿で生まれてきた祭は、人と違うことで偏見の視線を受けながら育ってきた。それでも、母や弟たち家族は皆優しく、友達も少なからず居る。社会の中で心に刺さる棘を時折意識しながら、それでも大学生になるまでまっすぐ生きてきた祭。そんな祭はある日、家庭教師と教え子として出会ったクールな高校生から目が離せなくなり……？ 人とは違う【個性】を抱えた二人が等身大の互いを見つめ合う、優しくも瑞々しいデビュー作。 電子限定書き下ろしSSを収録!!
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Posted by ブクログ
人外ジャンル苦手な方にも、是非とも読んで頂きたい！と思う良作オススメです。
人が誰しも持っているコンプレックスや普通ではないとされる資質をどう自分の中で昇華させ心を開き生きるか、そんな事を考えさせられます。
素晴らしいお話でした。
一度は背を向けた世界にもう一度戻るのは並大抵な覚悟ではなく、お互いが諦めた一歩をお互いの成長と、恋心で手を取り合って踏み出す姿に感動しました。
祭の就業初日の塾長の言葉がホントに素晴らしかったです。
タイトルが本当に素敵。
もふもふ大好きなので、表紙に惹かれて手に取ったこちら。今まで読んできた獣人BLとはひと味ちがいました。
とてもメッセージ性の強い一冊です。
タイトル回収する最後のページは心温まるものでした。
「普通」から外れるのって、なかなか辛い。
多感な若者ならなおさら。
もし何かコンプレックスを抱えているなら、彼らの気持ちに共感するところがあるんじゃないかなと思います。
私の好みではなかったですね。
スパダリや薄幸受けが好きなんですが、どちらも中途半端な感じでした。攻めは頭は良いけど見た目のせいで卑屈になってて、受けは周りにゲイばれして爪弾きにされただけで意外性がなかったかなー。
