あらすじ
コロナ禍により、街から人が消えた。だが、そんな中でも、売上を倍増させた店や会社があった……。絶望的な時代を乗り切る、コロナ時代の新・マーケティングバイブルが登場! コロナショックの影響を最も受けたのは、リアルな顧客を相手にする小売・サービス業だ。だが、1,500社を超える企業が参加する会を主宰するマーケティングのカリスマ・小阪裕司氏のもとには、「コロナ禍でも売上が落ちなかった」「むしろ売上が伸びた」という声が多く届いているという。「顧客消滅」という非常時にこそ、「一見よりもファン作り」「フローからストックへ」といった小阪流マーケティングの真価が発揮された形だ。「営業自粛でも前年比150%を達成したレストラン」「深夜営業NGでも売上を維持したバー」「取引先を次々とファンにしたBtoB企業」など豊富な事例をもとに、マーケティングのニューノーマルを説く。
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
人の動きが止まってしまったコロナ禍において
飲食店などはどう生き延びるのか。
2020年以降は誰もが直面した大きな課題です。
ネットビジネスに参入するべきか、デリバリー
を始めるか。
実際のところ、このような状況下でも売上を伸
ばした小売店や会社は存在します。
コロナ禍では、本来厳しいと考えられる業種に
おいてもです。
それらのお店、企業はどのような対応をしたの
か。
「ニューノーマル」時代を生き抜く新しいマー
ケティング論を学べる一冊です。
Posted by ブクログ
コアファンのマーケティング。商品企画にますますアート思考が必要になってきている。そんな開発マンが必要なのだが、こればかりは育ててできるようになるものではなくセンスだ。
Posted by ブクログ
【きっかけ】
ポッドキャストは聞いていたけど本は読んだことなかったので購入
【内容】
P99 顧客との絆づくりのポイントの一つが、「自分について語る」ことである。学問的に言うところの「自己開示」だ。人は自己開示してくれた人に親近感を抱く。自分のビジネスにおけるポリシーを語るのもいいだろう。「歴史」を語るのも効果的だ。
P100 人が集まりたくなる、来たくなる「場」を作ることが必要。一つは、その場所に行くと心が豊かになる。もう一つは「もてなし」。大切なことは思いと工夫。
P106 ファンダムを作るために効果的なもの「祭り」
【共感】
デザイナーがM&Aをして眼鏡店を経営して伸ばしていく実話。
何度もピンチはあったけど、策を練って取り組んでいく姿に感動した。
【総括】
実話なのでとてもダイナミックで楽しく読めた。勇気をもらえる。
Posted by ブクログ
温もりが感じられるコミュニケーションは提供できているか。
ビジネスはヒトがなすもので、
重要な部分は、人と人との関わりと同じですね。
良き本でした
Posted by ブクログ
コロナ後のマーケティングにおいて、「ファンダム」の大切さを解いた新書。
フロー型からストック型へ。多くの顧客ではなく、「自社の顧客リスト」を整理・作成し、ファンをターゲットにする。
愛知県のハンバーグ炭練梁の具体例はわかりやすくて良かった。
Posted by ブクログ
コロナ禍でも売上を伸ばす企業はどんなことをしていたのか、その一端が本書で見えてきたように思う。
ストックを大切にすること、本質の追求、ファンダム化(この言葉は初めて知った)といったことをポイントとして挙げているが、同時にこの流れは今後も続いていく、コロナ禍で前倒しになっただけというのは、意識しておかないといけないのではないかと感じた。