あらすじ
シリーズ累計80万部突破、会計学習の「定番教科書」を再改訂。取引ごとに財務3表をつくる「会計ドリル」はそのままに、初学者を意識して会計の基本から読み解き方まで基礎重視の構成に再編成。読みやすさもアップ、全ビジネスパーソン必読!
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Posted by ブクログ
基本的な財務知識を身につけたく読んだ。他の基本をおさえるような書籍も何冊か読んだが、こちは特に分かりやすく、非常におすすめ。
この後分析編でも勉強予定。
Posted by ブクログ
簿記3級を取得後に読んだ
今まで簿記の会計でやるここの作業の見通しみたいなのがなく、単に作業としてやっていたが本書を読んで目的がわかった。
会計だけでなく財務に関しても詳しくなりたいと思ったので、分析法も読む。
Posted by ブクログ
財務3表一体理解法は、損益計算書(PL)、貸借対照表(BS)、キャッシュフロー計算書(CS)の3つの財務諸表を、具体的な事業活動と関連付けて同時に理解する手法です。この方法では、PLで「一定期間の利益」を、BSで「特定時点の財政状態」を、そしてCSで「お金の出入り」を、それぞれのつながりを意識しながら把握します。
財務3表一体理解法の要点
1. 3つの財務諸表の役割
損益計算書(PL): 一定期間の企業の「利益(もうけ)」を示すものです。収益と費用を対比して利益を計算します。
貸借対照表(BS): 特定の時点(決算末日など)での企業の財政状態を示すものです。「資産」「負債」「純資産」のバランスを表します。
キャッシュフロー計算書(CS): 一定期間の「お金の出入り」を示すものです。営業活動、投資活動、財務活動の3つの活動による現金の増減を記録します。
2. 3つの財務諸表のつながり
会計処理が、PL、BS、CSのどこにどのように影響するかを関連付けて理解することが重要です。
例えば、「商品を売った」という取引は、PLの売上と利益に影響するだけでなく、BSの「売掛金」や「現金」にも影響を与え、CSの「営業活動によるキャッシュフロー」を増やします。
3. 理解を深めるポイント
具体的な取引で理解する: 会社設立、商品仕入れ、固定資産の購入、販売、借入など、具体的な取引を例に、3つの表がどう変化するかを追跡します。
「5つのつながり」を把握する: 財務3表間には、具体的には5つのつながりがあるとされます。
会計の全体像を把握する: 3つの表を一体で理解することで、会計の仕組み全体の流れが掴めるようになり、会計に対するイメージが大きく変わります。