あらすじ
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
コロナ禍の自粛期間中も日本経済を支えた「物流」。“経済の血管”と例えられる物流事業を営む業界について,本書は物流コストのしくみから,最新のビジネスモデルや業界が抱える課題まで幅広い情報を提供します。物流サービスを提供する企業への就転職を目指す方ばかりでなく,3PL事業者の新入社員,小売や卸などの事業会社で物流部門や物流子会社に配属された社員の方も対象としているため,「物流の入門書」としてもお読みいただけます。業界を俯瞰する客観的なデータだけでなく,物流業務に携わる者が身につけるべき知識を丁寧に解説します。
感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
【流通の基本】
・流通は「商流」と「物流」に大きく分けられる
・生産者と消費者の間の「空間的ギャップ」と「時間的ギャップ」を埋める活動
・流通事業者がこのプロセスを担う
【商流】
・商品の所有権移転、金銭授受、取引情報の流れ
・「物の流れ」以外の流れを指す
【物流】
・輸送、保管、荷役、流通加工などを含む活動
・それに関する情報も総合的に管理する
【流通事業者の範囲】
・狭義:問屋や小売事業者
・広義:上記に加えて倉庫・運送などの物流事業者も含む
・流れ:生産者 → 卸売 → 物流 → 小売 → 消費者
【サプライチェーンマネジメント(SCM)】
・原料から消費者まで「物の流れ」を統合的に最適化する経営手法
・目的:欠品防止、在庫削減、リードタイム短縮、業務効率化、コスト削減、キャッシュフロー改善
【物流の外注レベル】
・1PL:自社で物流をすべて行う
・2PL:運送・倉庫会社に部分的に外注
・3PL:物流を包括的に委託し、本業に集中できるアウトソーシング