あらすじ
「今からする事…絶対誰にも言っちゃ駄目よ?」
両親を亡くし、結城家へ引き取られて新しい家族の元で幸せに暮らしていた青年、俊太。
ある夜、養父母のセックスを見てしまい―――朝起きると彼のパンツは白く濡れてしまっていた。毎晩繰り返す快感――それに気付いた養母の真理子。そして彼女はある決意をする。
「私が…教えてあげないと…」
皆が寝静まった真夜中に、性に無知な青年のための誰にも言えない『秘密の授業』が始まる――!?
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星空の下の……
ここに至るまで非常に長い道程でしたが、ようやく俊太と葉月が一線を超えました。これで二人の距離(ディスタンス)は一気に縮まったのでしょうか、それとも……。今回も例によって俊太の心理描写がないため彼の本音が読めず不気味です。
そして行為中になぜかいきなり出てくる石仏もしくは大仏?が笑えます。仏が鎮座する神聖な洞窟でやっちゃう背徳感か、あるいは俊太の石のように硬く大きな「ブツ」の比喩かもしれませんね。何ともシュールな表現です。
マイナスポイントは俊太に食われた五人の女性陣の反応がいずれも似たり寄ったりで、実質セックス狂の俊太を大して不審がらず、悪く思わないこと。そのせいで俊太のやりたい放題になり、物語の緊張感まで損ねてしまっています。あとは○女喪失よりも初キスを奪われたことにショックを受ける女性(葉月)の感性。以前にも同様の指摘をしましたが、相変わらず謎です。