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感情タグBEST3
今回のキーワードは作中でも多用されている「怖さ」でしょうね。飛んで火にいる夏の虫ではありましたけど、病的に鈍感で天然、お人好しだった真理子が、ようやく俊太への怖さをハッキリと自覚します。実はその毒牙が自分だけでなく娘たちにもかかっていることを知らないのがまた末恐ろしいです。
マイナスポイントは...続きを読む怖さの象徴として虎や狼を出したこと。少々現実離れしていて、真理子のリアクションも稚拙な表現でした。あとは叔母さんの家の戸締りが不用心で気になったのと、初期の頃と比べると真理子の容姿(特に顔)が丸みを帯びてかなり若く見えてしまうのが引っ掛かります。※真理子の正確な年齢は明かされていませんが(個人的な予想では四十代半ば)、二十代か三十代前半くらいにしか見えません。