あらすじ
「今からする事…絶対誰にも言っちゃ駄目よ?」
両親を亡くし、結城家へ引き取られて新しい家族の元で幸せに暮らしていた青年、俊太。
ある夜、養父母のセックスを見てしまい―――朝起きると彼のパンツは白く濡れてしまっていた。毎晩繰り返す快感――それに気付いた養母の真理子。そして彼女はある決意をする。
「私が…教えてあげないと…」
皆が寝静まった真夜中に、性に無知な青年のための誰にも言えない『秘密の授業』が始まる――!?
感情タグBEST3
怖い……
今回のキーワードは作中でも多用されている「怖さ」でしょうね。飛んで火にいる夏の虫ではありましたけど、病的に鈍感で天然、お人好しだった真理子が、ようやく俊太への怖さをハッキリと自覚します。実はその毒牙が自分だけでなく娘たちにもかかっていることを知らないのがまた末恐ろしいです。
マイナスポイントは怖さの象徴として虎や狼を出したこと。少々現実離れしていて、真理子のリアクションも稚拙な表現でした。あとは叔母さんの家の戸締りが不用心で気になったのと、初期の頃と比べると真理子の容姿(特に顔)が丸みを帯びてかなり若く見えてしまうのが引っ掛かります。※真理子の正確な年齢は明かされていませんが(個人的な予想では四十代半ば)、二十代か三十代前半くらいにしか見えません。