【感想・ネタバレ】図書館の外は嵐 穂村弘の読書日記のレビュー

あらすじ

カーテンの向こうは、激しい雨と風と稲妻。
でも、平気。
だって、私はここにいる。
――穂村弘の心を捉えて離さない本たち。
「週刊文春」の好評連載「私の読書日記」3年間分を書籍化。

エッセイや評論、絵本や翻訳など幅広く活躍している、歌人・穂村弘が、
絵本、歌集や句集、名作文学に、ミステリ、SF、漫画……
幅広いジャンルから選ばれた本を丁寧に読み解きます。

【本書で紹介される本たち】
登場人物が三人のミステリー、『ポーの一族』の四十年ぶりの新作、原民喜の童話、ひと夏の物語、ブローティガンが東京を描いた詩集、『おなみだぽいぽい』という絵本、ひめゆり学徒たちの声、「クラムボン」の仲間たち、『交通事故で頭を強打したらどうなるか?』、異形のライフハック、百年前のディストピアSF、大島弓子の単行本未収録作品……

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Posted by ブクログ

ネタバレ

穂村弘さん、2017年7月〜2020年7月、3年間の読書日記。やはり面白かった!

「すごく面白い作品に出会うと、その本の世界からいったん顔を上げてきょろきょろする癖があるんだけど」には、私もです〜と心の中で呟きました。

あと、すごいな、とおもったのは"ぎっくり背中"という自身の状態から、シリアの小説の作家の書きたい内容をそのまま表現できない環境に共通点を見つけた「不可思議の理由」。
身(?)をもって説明されたのでなんだかものすごい説得力。こんなレビュー書けるのは穂村さんだけだと思う。

ミステリ、少女マンガ、句・歌集。
穂村さんの書評は、様々なジャンルから新しい気づきをもたらしてくれて楽しいです。

0
2021年08月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

大いなる聴衆
ブローディガンの東京日記
この2冊は読みたい。

「打たれ強い性格になれるボタン」があったらどうする?
押さないでほしいと思ってしまう
ちょっとひ弱な雰囲気の作家さんはどこか魅力的だ。

0
2022年02月16日

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