あらすじ
YouTubeの催眠ショーの生配信中に、殺人事件が発生――!? 警視庁捜査一課八係に所属する原麻希は、上司である広田達也のもと、連続アポ電強殺事件の首謀者である極右組織の陰謀について捜査を進めていた。ある日、自宅で娘の菜月と共にYouTubeの催眠ショーの生配信映像を見ていた麻希は、催眠にかかった人物が別の人物に金づちを振り下ろすシーンを目撃する。配信現場を突き止めるため、慌てて警視庁へと駆けつけるが……。
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いつもとは違うオープニング、事件捜査と達也の催眠治療の様子を交互に追いながら展開する中盤、そしてあまりにも悲しすぎるラスト。
今作は読み続けるのが本当に辛く切なくて、何度も中断しました。
麻希の元恋人で、今や上司にして同志でもある広田達也が、椿聖一郎の策略により心を破壊され廃人同様となってしまった他、その隙をついてスパイを送り込まれ捜査も撹乱されてしまいます。
前作では新人手塚が殺されかけ瀕死の重症を負っており、八係に残る麻希、原田、鍋島の三人にも椿の魔の手が迫る気配……
原麻希シリーズは、12作目にして最大最悪のピンチを迎えてしまいます。
そんな中、公安部との共闘でようやく反撃を開始する麻希たち。
もちろん、最後は麻希が勝つ‼︎ と信じつつ、まだまだ余談を許さないであろう今後の展開を妄想しながらハラハラドキドキしています。
次作が待ち遠しい。達也、必ず帰って来て‼︎
Posted by ブクログ
ハラハラドキドキ、手に汗握る。
前の話をほとんど覚えていないんだけど、用意周到にスパイを警察内部に潜り込ませたり大掛かりな仕込みもしていて只者ではない感満載の椿教官って、結局何をしたいんだっけ?
ハラマキの身辺をじわじわ浸食していくのは多分個人的な趣味の世界だろうし、練炭自殺を装った殺人で何か世の中変わるんだっけか?
既に続き(グリーン・ファントム)も出ているので、記憶が鮮明なうちに読まなきゃ。