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友人に婚約者を奪わらたライラですが、優しいユリウスとの幸せな生活を手に入れることができて、ハッピーエンドです。ライラがすごくかわいいし、ユリウスも天然で無自覚に迫る優しい男性で、二人ともとても素敵です。話の内容もきれいにまとまっていて、とても読みやすくお勧めです。
天然で無自覚に迫ってくるユリウスに思わず笑ってしまいました。
中盤でしっかり両思いになるので、二人のラブラブにあてられる周りの様子も楽しい。
ライラと出会う前は亡霊とよばれるほどやつれたユリウスがライラと暮らして段々かっこよくなってきて、
もてるユリウスにヤキモチをやくライラだけど、それを喜びながらもしっかりフォローするユリウスがいい。
要所要所でくすっと笑える場面もあるのでニヤニヤしながら読みました。
段々とユリウスの過去が明かされるにつれ思った以上にユリウスが背負っているものが大きくて、
今後まだまだ波乱がありそうなので、まだ読んでないけど2巻が気になります。
ライラは婚約予定者と友人の間に子供が出来たと聞かされた夜会で、“亡霊魔道士”といわれるユリウスから求婚される。
魔力過多症で苦しんでるユリウスを助けたいと、彼の求婚を受け入れる。そしてだんだんと知っていくユリウスの辛い状況。
明るいライラがユリウスに寄り添い、彼の苦しみを和らげたいとする様子と、ライラへ愛しさを伝え続けるユリウスが微笑ましい。
Posted by ブクログ
商家の娘ライラは夜会で、婚約予定の彼と友人が結婚すると聞かされていた。
最初から愛情のない約束だったが、夜会の人々に囲まれた中での出来事に、自分と家族の未来を考えると頭が真っ白に。
そんな矢先、「亡霊魔道士」と呼ばれる青年に突然プロポーズされる。
渾名の示すように、顔色は悪く、目の下にはクッキリと隈ができ、細すぎる身体。
突然の話に困惑するライラと両親だったが、どうやら、ライラには隠された能力があるようで。
ライラの冷静で前向きな様子が、初っ端からの悲惨な状況をもドキドキに変えるよう。
亡霊魔導士ことバルトシェク公爵家のユリウスの天然な溺愛ぶり、ユリウスの世話係のヴェルネリのツンツンぶりも楽しい。